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2017.09.01
キャンプが子どもに良いと言われる理由とは?子連れキャンプのメリット
日本では、ゲームやパソコンなどの情報機器が普及した影響で子どもが外で遊んだりする経験が年々減っているのが現実です。そんな時だからこそアウトドアの1つでもあるキャンプを経験させることが子どもが成長していく過程ですばらしい経験になると言われています。
”キャンプを通じてっ協調性や考える力などが自然と身につきます”
キャンプというものは、テントを張ったり料理をしたりして楽しむものですが、なにをするにも協力することがキャンプを成功させるために必要になってきます。例えば、1人がテントを用意しているのに他の人はお話しをしていたら先に進めなくキャンプがつまらなくなってしまいます。そこで大切になってくるのが仕事を分担するということです。子どもに仕事を与えればその仕事に対して一生懸命やってくれますが、何も与えずほったらかしにしてしまうと遊んでしまって貴重な時間を無駄にしていることに繋がってしまうのです。仕事をすると何が良いのかというと、もちろん与えられて仕事をこなすので責任感も付くことや自分の仕事が終わった際には「手伝おうか?」など周りとコミュニケーションをとることにも繋がり自然と協調性が身についていきます。
”トラブルに柔軟に対応できる力の基礎ができる”
キャンプは、自然の中で活動するものであるので急に風が吹いてきたり雨が降ったりとトラブルに合うことが多くあります。このトラブルに遭遇した時に次の方法を考えたりと対応する力の基礎が身について行くのです。こういった経験を積み重ねることで日常生活でトラブルがあった際や学校での勉強などでこれを先にやろうなどの優先順位を子ども自身が自然と考えることができるというメリットがあります。この能力が不足している子どもは、トラブルが自分の身に起きた時に自分で対処する術を知らないので、その先へと進むことができなく最終的には親や大人に対応してもらいやり過ごすというケースが多くあるのです。これは、ゲームをやっているだけでは絶対に身に付かない能力の1つです。
”心が豊かになり生命に関心を持てる”
キャンプでは、命の大切さを学ばせる絶好の機会でもあります。川で魚を釣って食べる時に、さっきまで生きていたのに食べる時には死んでしまっていることを知り、ここで釣られなければこの魚は今もこの川で泳ぐことができたんだから残さず食べるというような食育の勉強にも繋がります。また、昆虫を捕まえる際も手で強く握ってしまったりしてしまうと弱ってしまうことがあります。これは、実際に外に出て体験しないと感じることができないことです。現在、ゲームなどではキャラクターが死んでしまっても復活することから死んでしまっても復活すると勘違いしている子どもが中には居ます。今日の教育で問題になっている命の大切さ、相手を思いやることの大切さに気づけるのがキャンプです。
”キャンプで体を思いっきり動かそう”
子どもの中には家にいても落ち着きが無く困っている保護者の方も多くいるかと思います。それは、子どもが思いっきり体を動かすことができていないのでそのような行動がみられるのです。なので、キャンプで思いっきり体を動かし、調理の過程では家族とコミュニケーションを取ることで更に仲が良くなったり、生き物を大切にすることなども学ぶことができる絶好の機会です。子どもは見たものをそのまま吸収するのでキャンプを通じて沢山の経験を積ませることが大切です。 "