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リノベーションとは?リフォームとの違いや費用も徹底解説!

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リノベーションとは?リフォームとの違いや費用も徹底解説!

最近、さまざまなメディアで取り上げられるようになったリノベーション。リフォームという言葉もありますが、その違いは一体何なのでしょうか?何となく「リノベーションはリフォームよりおしゃれなイメージ」「リノベーションの方が大がかりなもの」といったイメージを持っている人もいるかもしれません。

そこで今回は、リフォームとリノベーションの違いを解説。リノベーションのメリット・デメリットや費用相場、大まかな流れから事例に至るまで、ありとあらゆる側面からリノベーションを深掘りしていきます。

< 目次 >
1. リフォームとリノベーションは何が違う?
2. リノベーションのメリット・デメリットとは?
3. リノベーションの費用相場とリノベーションローンの基本
4. リノベーションの進め方
5. リノベーション・リフォーム・新築のポイント徹底比較
6. 築年数別おすすめリノベーション事例4選
7. まとめ
 

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1.リフォームとリノベーションは何が違う?

まず、リフォームとリノベーションの違いについて見ていきましょう。リノベーション関連の企業が参加する業界団体であるリノベーション協議会は、リフォームとリノベーションをそれぞれ次のように定義づけています。

リフォーム 原状回復のための修繕営繕不具合箇所への部分的な対処 リノベーション 機能、価値の再生のための改修 その家での暮らし全体に対処した、包括的な改修
引用:リノベーション協議会

リフォームが不具合箇所に対する「対処」である一方、リノベーションは「改修」としている点に注目です。続いて、それぞれの定義を詳しく掘り下げてみましょう。


■「元に戻す」リフォーム
 

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リフォームは「原状回復のための不具合箇所への対処」とある通り、経年劣化や破損によって、機能的にマイナスとなってしまった部分をゼロの状態に戻すことを指します。たとえば、日焼けしてしまった壁紙を張り替える、古くなったトイレを交換するといった具合です。一般的に不具合の生じている箇所に対して部分的に対処するので、比較的規模が小さいものとなります。


■「新たな価値を付加する」リノベーション

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対するリノベーションは、建物が現在提供してくれる価値にプラスαして、新たな価値を付加する改修を指します。たとえば、隣接する和室をリビングと一体化して開放的な空間を作る、間取りを一部変更して在宅ワーク用の書斎スペースを確保するといった具合です。

1つ目の事例で考えれば、和室をリビングと一体化することで家族が集う明るく広いリビング、という新たな価値を提供しています。また、コロナ禍で在宅ワークが急増している昨今では、2つ目のような書斎スペースを新たに設けるリノベーションが注目を集めています。時代の変化に応じた新たな価値や機能を付加できるというのも、リノベーションの特徴と言えるでしょう。

以上をまとめると、マイナスの状態からゼロの状態まで回復する修繕が「リフォーム」、現状からプラスαする改修が「リノベーション」と覚えておけばOKです。

関連リンク:リノベーションとリフォームの違いは?メリット・デメリットもご紹介

 

2.リノベーションのメリット・デメリットとは?

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コロナ禍による在宅ワークの急増を受けて、ますます注目を集めるリノベーション。人気のリノベーションですが、すべての人にとって良いことばかりとは限りません。続いては、これからリノベーションを検討する上で知っておきたいメリット・デメリットをご紹介しましょう。


■築浅リノベーション(築5〜15年程度)のメリット・デメリット

リノベーションと一口に言っても、対象となる住まいの築年数によって状況は異なります。先に、築5〜15年程度の築浅物件をリノベーションする場合のメリット・デメリットを順番に見ていきましょう。

・築浅リノベーションのメリット



 

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メリット1:築古リノベーションに比べてコストが安価
築浅物件の場合、大きな修繕が不要なためコストを低く抑えられる場合が多いのです。修繕にお金がかからない分、こだわりたい部分に予算をかけられるというメリットもあります。

メリット2:工事期間が比較的短く、早く住み始められる
築浅だと工事箇所が少ない分、工事期間を短くすることも可能。これはコスト面でも大きな意味を持ちます。リノベーションは物件を購入してから工事開始となりますので、工事期間中は仮住まいの家賃も支払い続けなければなりません。築浅物件なら早く住み始められるため、余計な出費を抑えられるというわけなのです。


・築浅リノベーションのデメリット

デメリット1:築古物件に比べると物件取得価格が高い
中古物件は立地などが同じような条件であれば、築年数が浅いほど価格が高くなる傾向があります。築浅物件はリノベーション費用が安く済む分、物件取得価格は高め。それでも当然のことながら、新築物件よりは安く購入できます。

デメリット2:物件の選択肢が少ない
築浅物件は中古物件の中でも人気が高く、希望通りの物件がなかなか見つからない場合も。立地や環境にこだわりがあるのであれば、築古物件も含めて物件探しをした方がいいでしょう。


■築古リノベーション(築20年以上)のメリット・デメリット

築浅リノベーションに続いて、築20年以上の築古物件をリノベーションする場合のメリット・デメリットについても順番に解説していきます。

・築古リノベーションのメリット

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メリット1:物件を安く購入できる上に、資産価値が下がりにくい
通常は築年数が経過するほど物件は安くなりますので、築古物件は比較的安価に取得可能です。加えて、築古物件は築浅物件と比べて資産価値が下がりにくいというメリットもあります。

固定資産には「法定耐用年数」が定められており、一定の年数を過ぎると資産価値がほぼゼロになるとされます。木造戸建の法定耐用年数は22年ですから、築20年以上の物件では建物の価値はほとんど無い=それ以上築年数が古くなっても価値は下がりにくい、と言えるのです。

鉄筋コンクリート造のマンションの耐用年数は47年。木造住宅に比べると長いですが、東日本不動産流通機構「築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2019年)」によると、中古マンションの平米単価は築20年を超えると比較的安定することがわかります。取引価格が下がりにくい上に、リノベーションで付加価値をプラスできるのは大きなメリットですね。

メリット2:物件の選択肢が豊富
人口減少により空き家が増えている日本においては、そもそも築古物件の取引数が多いということが言えます。さらに新築や築浅では到底手が届かないような一等地であっても、築古物件なら手頃な価格で取得可能。物件の選択肢が豊富で、希望条件に合う物件にめぐり会える可能性が高いのが築古リノベーションと言えるでしょう。


・築古リノベーションのデメリット

デメリット1:修繕箇所が多く、リノベーション費用が高くなる
築古物件は床・壁・天井や配管などあらゆる箇所が老朽化しており、修繕するだけでも相当なコストがかかります。さらに、1986年以前に建設された中古マンションや2000年以前に建設された木造住宅は、現在の耐震基準を満たしていない可能性がある点も要注意。耐震基準を満たさない場合、新たに耐震化工事を行わなければならず、コストがさらに上乗せされます。

デメリット2:工事期間が長い
修繕箇所が多ければ、当然工事期間も長くなります。工事期間が長くなるほど仮住まいの家賃など余分なコストも発生するのです。

デメリット3:隠れたリスクの可能性がある
築古リノベーションでよくあるのが、床・壁・天井を解体してみて初めて、隠れた配管や基礎の老朽化・破損に気づくというパターン。中には、住み始めてから配管の破損による漏水が発生したというケースもあります。価格の安さはリスクと引き換えと考えて、予算を余分に考えておいた方がいいでしょう。

デメリット4:住宅ローン減税が受けられない可能性がある
一定条件を満たす住宅購入やリノベーションについて、納めた税金の一部が戻ってくるという住宅ローン減税制度。

条件の一つとして築年数の制限が設けられており、2021年現在、築20年以上の木造住宅および築25年以上の鉄筋コンクリート造マンションは原則対象外とされています(ただし、物件取得前2年以内に耐震基準が証明されている物件を除く)。住宅ローンそのものも築年数制限がある場合も多いので、ローンを検討している人は事前に確認しておきたいところです。

3.リノベーションの費用相場とリノベーションローンの基本

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リノベーションのメリット・デメリットについて見てきましたが、多くの人が気になるのは費用相場ではないでしょうか。ここでは、リノベーションの大まかな費用相場とローンの基本について解説します。


■リノベーションの中心相場は1,000〜1,200万円程度

リノベーションにかかる費用には、大きく分けて「物件取得費」「工事費」「手続き・引越し費用」の3つがあります。物件取得費は立地や築年数などによって変わってきますが、問題となるのが工事費です。

リノベーションの工事費は、どこまで手を加えるのかによって価格が大きく変動します。そのため一概には言えませんが、東京都内で70平方メートルの中古マンションをリノベーションする場合の中心価格帯は1,000〜1,200万円程度。費用の内訳や相場感については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

おすすめ記事:マンションリノベーションはどれくらいかかる?施工箇所で見る費用感


■価格別リノベーション事例をチェック

リノベーションはどこまで手を加えるかによって工事費が大きく異なるとお伝えしました。しかし、実際どれくらいの金額でどこまでリノベーションできるのか、イメージがつかないという人も多いと思います。

そんな人におすすめしたいのがこちらの記事。費用を500〜800万円に抑えた事例、素材にこだわり約1,200万円でリノベーションした事例の2つをご紹介しています。

おすすめ記事:リノベーションの価格はいくら?費用500〜1200万円の事例をご紹介


■住宅ローンより金利が高いリノベーションローン

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いくら安く抑えたとしても数百万円の費用がかかるリノベーション。多くの人がローンの利用を考えているのではないでしょうか。リノベーションローンを利用することもできますが、一般的にリノベーションローンは住宅ローンに比べて金利が高め。

おすすめ記事:リノベーションのローンってどうすれば良い?賢いローンの組み方

こちらの記事では、住宅ローンとリノベーションローンの違いについて詳しく解説しています。リノベーションローンは借りやすい分金利が高いため、できれば物件購入費用+リノベーション費用を一括の住宅ローンで借りるのがおすすめです。

4.リノベーションの進め方

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ここまで読んで、いざリノベーション!と思っても何から手をつければ良いのかわからないという人向けに、ここからはリノベーションの具体的な進め方をご紹介していきます。


■大まかな流れを理解しよう

ケースによって細かな部分に差はあれど、リノベーションは大まかに次のようなステップを踏んで進めていきます。

  物件探し
  住宅ローン審査
  物件購入
  住宅ローンを組む
  リノベーションプランを決める
  リノベーション着工
  工事完成&引き渡し
  引越し

希望の物件に出会えるかどうかは運次第ですが、物件探し〜引き渡しまで、おおむね3ヶ月〜半年程度というのが一般的です。


■リノベーションの基本スケジュール

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一連の流れの中でもっとも時間がかかるのは、もちろんリノベーション着工から工事完成までの期間。まずは仮設工事や解体工事から入り、解体が終わったら基礎や配管の工事、内装工事といった数多くの工事を経て完成に至るのです。リノベーション期間全体のうち、工事にかかるのは約1.5〜3ヶ月程度となっています。リノベーションの基本スケジュールについて詳しく確認したいなら、こちらの記事をご覧ください。

おすすめ記事:リノベーションの進め方と基本スケジュール

 

5.リノベーション・リフォーム・新築のポイント徹底比較

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上の表は、新築・築浅リノベーション・築古リノベーション・リフォームの特徴を簡単にまとめたものです。こうして比較すると、リノベーションは費用面・物件の選択肢・設計の自由度といった多くの面で優れており、バランスのいい選択肢であることがわかります。

ただ、表の一番下にあるように、リノベーションは専門知識が求められる場面も多いのが特徴。理想的な住まいを目指してリノベーションにチャレンジするなら、まずは専門の会社に相談するのがおすすめです。

6.築年数別おすすめリノベーション事例4選

リノベ不動産では築年数やマンション/戸建限らず、数多くのリノベーション物件を手がけてきました。続いては、リノベーションを検討している人に見ていただきたいおすすめ事例を4つご紹介していきます。


■築浅リノベーションのおすすめ事例

最初に築5〜15年の築浅リノベーション事例を2つ見ていきましょう。


・築浅事例1:壁と床が変われば部屋の表情が変わる

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築浅物件は設備や間取りをそのまま使えることが多く、費用を抑えられるのがメリット。1つ目の事例は、そんな築浅リノベーションの良さを最大限生かしています。

間取りや床などは従来のまま生かし、リノベーション費用を削減。一方、天井や壁紙にこだわることで「変わった感」を演出しています。

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事例:アクセントクロスでオリジナルの空間に



・​築浅事例2:無垢フローリングはおしゃれリノベの基本

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築浅事例の2つ目も、間取りや壁・天井はほぼ従来のまま生かすことにより費用を削減。その分、床を全面無垢フローリングに張り替えることで、明るくナチュラルなイメージの部屋に生まれ変わりました。築浅物件を購入すると「まだ使えるから」「まだ綺麗だから」と言って、何かと妥協しがち。築浅でもリノベーションすれば、より理想に近い住まいを実現することができます。

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事例:築12年の築浅”一部リノベ”



■築古リノベーションのおすすめ事例

次に築20年以上の築古物件をリノベーションした事例も2つご紹介します。築浅リノベーションに比べ、間取り変更を含む大規模なリノベーションである点に注目です。


・築古事例1:家はリノベーションで明るくできる

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築古リノベーションの醍醐味と言えば、間取りの変更や壁の撤去など大胆な変更にチャレンジできること。1つ目の事例は、そんな築古の醍醐味を存分に感じられる部屋です。床は無垢フローリング、天井はモルタルへ全面的に変更。リビングに隣接する居室との間には新たに壁を設けることで、プライベート感のある個室が誕生しました。経年劣化によって暗く感じていた部屋ですが、リノベーションによって明るく開放的になっていますね。

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事例:私、今生きてるなと感じる部屋



・築古事例2:物件取得が安いからこそ理想に近づける

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築古事例の2つ目にご紹介するのは、木の質感や天井の間接照明がおしゃれなこちらの部屋。ビフォーアフターを見比べると、リノベーションの効果は一目瞭然です。内装のこだわりもさることながら、この物件最大の特徴がフルオーダーで誕生した自宅スタジオ。

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音楽を聴くのも奏でるのも好きなオーナー夫婦の希望を叶えるスタジオは、完全防音で楽器演奏をしても安心。物件取得費用が安い築古物件だからこそできた、理想の追求ですね。

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事例:No Music, No Renovation Life.

 

7.まとめ

リノベーションとは、ライフスタイルや希望に合わせて部屋をバージョンアップすることであると言えます。物件取得費用が新築に比べて安い分、部屋の質を高めることができるのです。住まいを購入する際には、将来にわたるライフスタイルやライフステージを想像した上で、リノベーション・リフォーム・新築のどれがいいか検討してみるといいでしょう。

以上、今回はリフォームとリノベーションの違い、リノベーションの基本について解説しました。
 

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Writer

  • 山口 奈緒子

    大学院で空間デザインを専攻。輸入家具店にて勤務後、リノベ不動産でワクワクする住空間を全国へ広めている

  • 萩原 和

    リノベ不動産にてリノベーションを多数ご提案。その後マーケティング部で&Renoの企画に携わる

  • 山下 さと子

    建築学科卒業、不動産ディベロッパーなどで働いた後、web業界へ転向しフリーランスへ。一児の母

  • 神木 千鶴

    専門商社で営業職に従事、その後出版業界でディレクター・ライターとして勤務。子育てサークル代表

  • &Reno編集部

    BeatHOUSEで日々奮闘するスタッフたち。わくわくすることを常に探しています。