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お客様インタビュー

2021.01.08

vol.52【リノベ|インタビュー】ポイントは「収納」と「コミュニケーション」、今と将来どちらにも合わせた家づくり

vol.52【リノベ|インタビュー】ポイントは「収納」と「コミュニケーション」、今と将来どちらにも合わせた家づくり

家づくりでも悩みが多い「収納」。
今回は、収納力たっぷり&置き家具いらずですっきりとした住まいを実現された、Kさんご夫婦のリノベーションをご紹介します。

ポイントとなる「どこにも無駄のない空間」というのは、どのように作られたのでしょうか?
また、今と将来を見据えてデザインされたという間取りは、どのように考えられたのでしょうか?

Kさんご夫婦に、物件探しからリノベーションでこだわった点などふんだんに、お伺いしました。

物件選びは「住み慣れたエリア・コスト・日当たり」がポイントに

家を購入しようと思ったきっかけは何でしたか?
 
「結婚してから、お互いの勤務地までのアクセスを考えてこのエリアに引っ越してきました。住み心地がいいエリアで気に入っていますが、賃貸はそれなりに高くて。子どもが生まれることや今後の人生設計を考えたとき、賃貸に住み続けるよりも若いうちに購入したほうがいいかなと思って検討し始めました。」
 
はじめから中古物件+リノベーションにしようと考えていましたか?
 
「最初はこのエリアで新築と考えていました。でも新築はやっぱり高くて、ローンは組めるけど大きな買い物だから新築ですぐに決めていいのか?と思い直して。視野を広げて中古物件やリノベ済物件も見始めました」
 
他にもリノベーション会社はご覧になりましたか?
 
「何社か資料請求や問い合わせをしましたが、直接話したのはリノベ不動産さんだけです。物件からリノベーションまで一括でできるし、担当してくれた小林さんが親身になって動いてくれたので、もうこちらにお任せしようと思いました。リノベーションをしたいというよりも、皆さんの人柄が良かったからお願いしたって感じですね」
 
内見された物件は何件ですか?
 
「リノベ不動産さんにお願いする1年半前くらいから少しずつ見ていて、それを入れると10件くらいです。そのうち、リノベ不動産さんに案内してもらったのは6件くらいです」
 
こちらの物件にした決め手は?
 
「日当たりの良さです。この辺りの中では抜群。隣が駐車場だから遮るものが何もないんです。今はリノベーションして面影がないですが、当時の間取りを見たときに『使い勝手が良さそう』と思ったのも決め手でした。広さがちょうど良かったのもポイント。二人とも日中は働いているから、そこまで広い物件を求めていたわけでもなくて。ここは築年数20年なんですけど、金額もちょうど良かったし、リノベ費用と考えてもバランスがいいなと思いました」

現在と将来を見据えて考えた間取り&内装

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2LDK→2LDKへのリノベだそうですね。どのように変えられたのですか?
 
「LDKを中心とする空間にしたかったので、リビングの両サイドに部屋を配置したんです。自分の部屋に行く前に、必ずリビングを通るのが良いかなと思って。リビングに面した内窓の部屋が子ども部屋で、逆側のドアの部屋が主寝室です。

広くしたリビングは、将来的に子どもが大きくなって手狭になったら、一部を子ども部屋にしてもいいような間取りにしています。今は、今のライフスタイルを大切にしつつ、その時々に合わせて変えやすいようにしました。」
 
LDKは洋室を取り壊して広くし、もともとWICだった部分を現在の子ども部屋にしています。子ども部屋には室内窓を設けて、仕切られつつゆるやかに繋がっているようにしました。

室内窓からは光を取り込めるので、明るい個室に。リビング側からもお子さんの様子を見ることができますね。

この室内窓は、最近のリノベーションで人気のアイテムです。個室でも室内窓があれば光を取り入れることができ、開放感がUP。リビングと個室双方で気配を感じることもできます。閉じたい時にはカーテンやブラインドなどで閉じることもできるという、窓が少ないマンションでは取り入れたいアイテムの一つなのです。

家づくりでこだわったところは?
 
「間取りと、あと収納も重視しました。チェストなどの家具を新しく置きたくなかったのでWICを広くして、極力造作棚を造りました」
 
内装はどのように決められましたか? 
 
「将来資産運用として貸し出すかもしれないので、飽きの来ないベーシックな内装にしました。今のところ予定があるわけではないんですけどね。あとは雑貨が好きなんですけど、ベーシックな内装なら喧嘩しないしいいかなと。アクセントクロスも黄色とかを使いたいなと思う部分もあったんですけど、何にでもなじむグレーやネイビーでまとめました。雰囲気を変えたくなったら家具などのインテリアで変えればいいかなと思って。床の無垢材は子どもが汚すことも考えて、濃い目の色にしました」

壁は白、床は無垢材フローリングにしました。白壁と無垢材フローリングはどんなテイストも引き立てる組み合わせ。インテリアによって空間の印象を変えることができます。

置き家具いらずなキッチン回り

vol.52【リノベ|インタビュー】ポイントは「収納」と「コミュニケーション」、今と将来どちらにも合わせた家づくり

キッチンのこだわりを教えてください。
 
「リビングを見渡せるキッチンにしたかったので対面式にして、あと対話のできるカウンターテーブルにしました。背面もスッキリしたかったので、食器棚などおかなくても良いように造作棚をお願いしました。作業台があるので、ちょっとしたものを置くのにも良いですし、料理もしやすいんです」
 
背面に造作棚・作業台をまとめると、コンパクトな動きで作業できるので効率も上がりますね。またニュアンスカラーのタイルもキッチンインテリアのポイントになっています。白壁・木・タイルのコンビネーションはオシャレの鉄板ともいえる組み合わせです。

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対面式のキッチンでお料理しながら家族とも会話ができるという、憧れのスタイル。腰壁を少し高くすることで、雑然としがちなキッチンの手元も隠れて、リビング側からはスッキリした印象に。

また、カウンターテーブルの横にも棚を造って収納に。こういった少しのスペースもデザインに取り込んで収納量を確保しているんですね。一番下の棚板はカウンターとつながっており、同じ高さに揃えているのもポイント。カウンターで仕事をしつつ書類やPCをここに置きつつ、コーヒーをのみつつ、休憩しつつ…なサードプレイス的な場所としても魅力的。テレワークも捗りそうですね。

パントリーの役割も果たすWIC

vol.52【リノベ|インタビュー】ポイントは「収納」と「コミュニケーション」、今と将来どちらにも合わせた家づくり

WICがとても広いですね。
 
「チェストがなくても済むようにしたかったので、収納の広さにこだわりました。あとこだわったのは動線。寝室からもキッチンからも行けるように出入り口を2つ設けて、ウォークスルーできるようにしました。キッチン側は場所をとるお米とか大きい物をしまって、パントリーのように使っています」
 
造作棚にWICと、これだけ収納があると便利ですね。
 
「そうなんです。各箇所に収納があるので、今のところそれだけでカバーできています。寝室の収納はブランク状態。将来子どもが増えても余裕があるので、収納を多くして良かったです」

ベビーカーを置いても余裕ある玄関

vol.52【リノベ|インタビュー】ポイントは「収納」と「コミュニケーション」、今と将来どちらにも合わせた家づくり

玄関も広いですね。
 
「玄関に入って左側にあった靴収納と飾り棚をなくした分、広くなりました。0.5帖くらいのスペースができたので、ベビーカーも置けます。土間ほどではないけどゆとりがあるので、ちょっとした物を置けて便利です。靴収納は右側にクローズタイプの収納を造りました」
 
リノベーションでこだわりを持つ方が多い玄関。広くしたり土間を造って趣味スペースにしたりして、自分の使いやすいように変える方が増えています。広い玄関は使い勝手の良さはもちろん、家に入ってきたときの印象が変わります。ゆとりある玄関は気分も良くなりますね。

タイルで遊んだ洗面室&清潔感あるトイレ

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洗面室とトイレはどのように変えましたか?
 
「どちらも床を無垢材フローリングにしました。賃貸って洗面室とトイレの床は防水シート貼りが多いじゃないですか。それが何となく好きではなかったことと、室内全体の統一感を出したかったのでフローリングにしました。洗面室はブルーのタイルを貼ってかわいい感じにしています。洗面台の下と壁に造作棚を造ったので収納にも困らないんですよ」
 
LDKと同じく白とウッドを取り入れた洗面室は、ブルーのタイルでアクセントをつけました。部分的にタイルを取り入れるだけで、洗面室全体が一気に華やぎます。洗面台横には天井までの収納をつくりました。無駄のない収納計画で適所にしまうことができます。

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トイレはシンプルで清潔感がある空間です。こちらにも枕板を取り付けて収納をつくりました。こういった各所にあるひとつひとつ収納をつくっていくというのが、限られたスペースの中ではじわじわときいてきます。モノの量も決まりやすくなり、適所に必要なものがあるとストレスも感じにくくなるというのが利点です。

リノベーション中に困ったことは?

工事が始まってから困ったことなどありましたか?
 
「大きなことはありませんでしたが、強いて言うならインターフォンの位置でしょうか。本当はリビングに近いところが良かったけど、キッチン側にあるので動かせないということがありました。その他は特にありませんね。というのも、内見の時点で営業の小林さんだけでなくデザイナーの高橋さんが来てくれて、その時に『キッチンの位置はこれ以上動かせないからこういうふうにしましょう』とか、そのときからある程度みてくれて、説明してくれたり、もともと納得している部分があったから、滞ることなくスムーズに進んだのだと思います」

これからリノベーションをされる方へメッセージ

最後に、Kさんご夫婦からリノベーションを検討されている方へ向けてメッセージをいただきました。
 
「リノベーションは自分たちの好きなようにできるけど、やっぱり予算を考えると諦めた部分もありました。それでも予算内で自分たちの本当にやりたいことができたので、リノベーションにして良かったなと思っています。
 
家づくりをして思ったのは情報収集の大切さ。リノベ不動産さんにお願いして満足していますが、他のリノベ会社と見比べたわけではないので、もう少し情報収集をしても良かったかもしれません。リノベーションでは時間も決まっている中で、決めることが多いので、その前にもう少し勉強しておくとより良いかと思いました。

リノベ不動産さんにして良かった点は、リノベーションだけでなく物件についても熟知していたこと。いろいろと質問してもちゃんと応えてくれたので安心感がありました。以前リノベ済物件を他の不動産屋さんで見たときに、特にこれという説明もなく『お買い得ですよ』としか言われなかったです。でも、リノベ不動産さんで探し始めたら価格だけで勧めてくることはなくて、住宅ローン減税対象になる物件かどうかまで考えて探してくれました。もしそうしてくれなかったら何もわからないままだったので、知らないって恐ろしいなと思いました。事前に調べつつ、物件・リノベーションともに知見がある会社を選ぶことをオススメします」

まとめ

今回のリノベーションのポイントを見ていきましょう。
 
1、自然とコミュニケーションがとれるLDKを中心にした間取り
 
Kさん宅はLDKを中心として左右に部屋を造った間取り。LDKを介すことで、自然とコミュニケーションがとれる動線です。近年のリノベーションではリビングにワークスペースを取り入れるなどして、繋がりを感じられる空間づくりが人気。Kさん邸は動線の中心にLDKを置くことで、繋がりを感じられるようにしました。
 
2、LDKと一体感を持ち、将来フレキシブルに変えられる洋室&リビング
 
現在子ども部屋にしている洋室は、引き戸を開ければLDKと一体感が持てる造りです。扉を閉めても室内窓があるので、お子さんの様子を見ることができます。また、将来大きくなって手狭になったらリビングに壁を造って個室にすることも可能。現在と将来それぞれに適した形になるように設計しました。
 
3、どんなテイストにもできて、将来の貸し出しを見据えた内装決め
 
白壁・無垢材フローリング、落ち着いた色味のアクセントクロスは雑貨が際立ち、どんなテイストにもしっくり合います。その時々の気分に合わせてインテリアを変えて楽しめますね。ベーシックな内装は貸し出しやすいメリットもあります。
 
4、タイルなどのポイント使いで彩りをプラス
 
全体的に内装はシンプルにしましたが、キッチンの壁や洗面室はタイルを貼って彩りを添えました。タイルは少しの面積でも取り入れるだけで一気にオシャレにしてくれます。アクセントを取り入れたいときにぴったりのアイテムです。
 
5、隈なく収納を設けて家具いらずに
 
キッチンやカウンターテーブル、洗面室など至るところに収納を設け、広いWICを造ったことで置き家具いらずとなりました。造作棚は壁のちょっとした部分にも造れるので、収納が欲しいときにオススメです。
 
6、出入り口を2つ設けてウォークスルーもできるWIC
 
WICには寝室とキッチンそれぞれに出入り口を設けて、ウォークスルーできるようにしました。キッチン側にはお米など幅をとる物を置いてパントリーとしての役割も果たしています。
 
7、クローズ収納に変えて、広さを引き出した玄関
 
玄関は靴収納をなくした分、広さを確保しました。こうすることでベビーカーやお子さまの遊び道具など置ける余裕が生まれます。家の入り口である玄関は整然としていたいもの。クローズタイプの隠す収納なら、生活感を感じさせないすっきりとした玄関に。靴収納は「見える」「隠す」で印象が大きく変わります。オープンタイプなら靴を並べるだけでオシャレに、クローズタイプで隠せば清潔感ある空間になります。
 
これらの7つのポイントで、Kさんご夫婦は自分たちに合う住まいを実現されました。収納の設け方や内装の決め方など参考になったのではないでしょうか。自分が気に入ったポイントを取り入れて、リノベーションであなたらしい住まいを実現してくださいね。
 

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