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LEDに変えたのに何だか電球が暗い!原因はLED電球の特性にあった

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LEDに変えたのに何だか電球が暗い!原因はLED電球の特性にあった


「LEDは明るくて長持ち」と聞いて電球をLEDに変えたのになんだか暗い、という経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。これは、LED電球ならではの特性が関係していると考えられます。今回はLED電球の特徴をご紹介した上で、選ぶ上で注意すべきポイントをご紹介。これから家の照明をLEDに変更したいと考えている人は必見です。
 

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LED電球=暗いと言われてきた理由

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よく「LED電球は暗い」と言われることがあります。一方で、車のLEDヘッドライトやLEDデスクライトを浴びて眩しく感じることもありますよね。眩しいと感じるほど明るいLEDにもかかわらず、電球にすると暗く感じるのは何故なのでしょうか。

これは、LED照明の特徴に由来しています。LED照明をよく見てみると、小さな発光素子が規則的に平面で並んでいることがわかりますよね。一つひとつの素子が光ることによってまとまった光となるわけですが、素子は全て同じ方向へ光を放ちます。つまり、LEDの光は基本的に単一指向性。一つの方向を明るく照らす力は強いのですが、全方向的に満遍なく照らすのは専門外なのです。

先ほど取り上げた例で考えてみると、車のヘッドライトは前方、デスクライトは下方を明るく照らすのが目的のため、LEDライトで眩しいほどに照らすことが可能。ところが、通常のLEDライトを部屋の照明として使おうとすると全方向を十分に照らすことができず、結果的に部屋が暗くなったように感じてしまうというわけなのです。
 

LEDは寿命が長いと言われるけれど

もしLED電球を長年使い続けて最近暗いと感じるようになったということであれば、LED電球の劣化が原因と考えられます。「LEDは寿命が長い」と言われますが、決して永遠に使えるというわけではありません。白熱電球や蛍光灯に比べれば格段に長持ちするものの、やがて明るさは落ちていくものなのです。

一般社団法人 日本照明工業会によると、LEDの寿命は約40,000時間と規定されています。毎日10時間点け続けていたとしても11年弱交換が不要という計算になりますね。確かに長寿命ではあるものの、あくまでも寿命は設定されているのです。

ちなみに、LEDは寿命が来たからといって、白熱電球や蛍光灯のようにプツっと突然切れるようなことはありません。だんだんと明るさが弱くなっていくため、上記の寿命というのは、初期の明るさと比べて照度が70%に落ちるまでの時間とされています。このため、寿命とされる期間が経過する前から、購入時に比べると明るさが落ちてくるのは当然のことと言えるでしょう。
 

LED電球を使用する際に気をつけたいポイント

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LED電球が暗いと感じるのには、LED電球ならではの特性が関係していることがわかりました。ここからは、特性を理解した上でLED電球を使用する際に気をつけるべきポイントをご紹介していきます。


明るさは「ルーメン」で判断する
白熱電球の明るさは、消費電力の大きさを表すW(ワット)数で表されていました。そのため、LED電球が一般化した当初は、白熱電球の明るさと比較するための基準として「白熱電球○W相当」という表記が広く用いられていました。

しかし、この表記方法は測定方法がメーカーごとに異なっていたため、同じW数のLED電球を選んだにもかかわらず暗く感じるという声が相次いだのです。こうした経緯を踏まえ、現在のLED電球では「ルーメン」という統一基準で明るさを表しています。商品パッケージに記されたルーメン値が高いほど明るい電球と判断すればOKです。


光の拡がり方に注意してタイプを選ぶ
LED電球が暗く感じる原因として光が単一指向性であることをご紹介しましたが、最近では弱点をカバーする商品が一般的になってきています。店頭に並ぶLED電球を見ていると「全方向」「広配光」「下方向」といったタイプが書かれていますよね。全方向とは光の広がりが約260°の電球、広配光とは同じく約180°の電球、下方向のものは約140°の電球となっています。

下方向のものはLED本来の単一指向性が生かされた製品であり、反対に全方向タイプのものは部屋を広く照らしてくれる製品です。LED電球が暗いと感じていたのであれば、全方向や広配光タイプの電球を選ぶことで問題が解決する可能性があります。


こまめに点消灯する場所ほど向いている
LED電球は使用する場所にも気をつけたいところ。リビングや寝室といった頻度の高い場所で使用するのももちろん問題ありませんが、特にLED電球が向いているとされるのは、一日の中でこまめに点けたり消したりする場所です。具体的にはトイレ・洗面所・玄関などが挙げられるでしょう。

LED電球の「寿命」は連続点灯時間の長さによって決められているので、一回の点灯時間が短い場所ほど長持ちしやすいと言えるからです。上記のような場所をLED電球に交換すれば、かなりの長期間にわたって使い続けることができると考えられます。
 

照明器具の種類によっても変わる明るさ

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ここまではLED電球そのものの特性に着目して、暗さの原因を探ってきました。実は電球を暗いと感じる要因としては、もう1つ照明器具の種類によるものも考えられます。

例えば、ガラスやアクリルなど光を通す素材でできたシェードや、格子状になっているシェードであれば、LED電球の光を部屋全体に行き渡らせることが可能です。一方、横から見て電球が隠れてしまうタイプのシェードだと電球の光が横に広がるのを妨げてしまうため、照明の下方向しか照らすことができません。当然のことながら、スポットライトやダウンライトも特定方向のみ照らす照明器具です。

照明が暗いと感じる時は、電球だけでなく照明器具が適切かどうかも検討する必要があります。
 

まとめ

LED電球は消費電力が少ない上、長寿命で経済的なアイテムです。白熱電球や蛍光灯とは異なる独自の性質を持っているため、製品選びや合わせる照明器具選びには注意する必要があります。今回ご紹介した内容をベースに、自身の部屋を効果的に照らせるLED電球を探してみてはいかがでしょうか。
 

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Writer

  • 山口 奈緒子

    大学院で空間デザインを専攻。輸入家具店にて勤務後、リノベ不動産でワクワクする住空間を全国へ広めている

  • 萩原 和

    リノベ不動産にてリノベーションを多数ご提案。その後マーケティング部で&Renoの企画に携わる

  • 山下 さと子

    建築学科卒業、不動産ディベロッパーなどで働いた後、web業界へ転向しフリーランスへ。一児の母

  • 神木 千鶴

    専門商社で営業職に従事、その後出版業界でディレクター・ライターとして勤務。子育てサークル代表

  • &Reno編集部

    BeatHOUSEで日々奮闘するスタッフたち。わくわくすることを常に探しています。