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リノベのハウツー

2020.05.19

気になるリフォーム費用を知りたい!

気になるリフォーム費用を知りたい!

新築でも、やがて経年劣化や汚れなどにより傷み出す部分が出てくると、部分的にでもリフォームしたくなるものです。最近では、中古物件を購入してリフォームすることで、新築同様の住宅を格安で手に入れる方法にも人気があります。そんな人気のあるリフォーム市場ですが、気になるのはその価格ではないでしょうか。

国土交通省住宅局発行の「令和元年度住宅市場動向調査報告書」によると、三大都市圏におけるリフォーム住宅のサンプル調査では、リフォーム資金の平均額は178万円とのことです。予算が178万円もあれば、リビングでもキッチンでも今よりワンランク上のものを目指すには十分な金額ですね。

そこで今回の記事では、リフォーム件数の多いリビングやトイレ、キッチンを中心におおよそのリフォーム価格帯を解説していきます。
 

統計で見るリフォーム事情

気になるリフォーム費用を知りたい!

国土交通省の「令和元年度住宅市場動向調査報告書」によれば、リフォーム箇所で最も多いのがリビングで25.9%。それに続いて、キッチン、トイレ、そして浴室と、リビング及び水回りをリフォームする人が多いようです。工期も6割以上の件数で1週間以内とのことで、主に住宅内の設備の改善に費用を使っていることが分かります。

例えば、TOTOのシステムトイレであるネオレストシリーズにリフォームしたい場合、TOTOの参考価格によれば、トイレ本体の交換に床や壁、天井の内装張替え、これに手洗い器新設を足して42万円~63万円と平均50万円で最上級のトイレを手に入れることができます。工期も1日~3日と1週間以内に仕上がるようです。リクシルのリフォレであれば、TOTOよりも更に価格が下がり24万8000円からシステムトイレに仕上げられるようですね。

キッチンのリフォームですとトイレよりも高いようで、TOTOの参考価格でも商品+工事込みで73万円からとなっています。リクシルでも100万円~300万円の価格帯のものが多いようです。また、キッチンリフォームでは、商品本体に加え水回りや電気工事など工事代にもかなりの費用がかかるようです。システムキッチンで国内シェアのトップレベルを誇るタカラスタンダードでも、商品自体は20万円を切る価格で販売されているものもありますが、施工状況によってお値段が膨れあがることもあります。

リビングのリフォームは、キッチンやトイレよりも自由度が高いため、価格帯の幅もより広くなります。間取りの変更を伴うもの、例えば壁の解体や和室から洋室への変更といった大がかりな工事を要する場合は、値段もそれに伴って高くなる傾向です。

(参考:国土交通省 住宅市場動向調査報告書

リフォームもパックで行うと安くなる場合も!

気になるリフォーム費用を知りたい!

最近では消費者ニーズに合わせてリフォームの価格帯の幅も広がっています。本当に必要なところを修繕する小規模リフォームを提供するメーカーも増えており、例えば、リクシルの「リクシルPATTOリフォーム」では、最短30分程度からの施工規模による商品も提供されているようです。

お値段も10万円を切る価格のものからと、初めてリフォームを行う人にとっても手を出しやすい価格ですね。
また、リフォームをパック価格で提供する商品もあります。トイレやキッチンといった箇所を個別にリフォームするよりは、パックで申し込むと割引が適用される仕組みです。よく見られるリフォームが「水回り4点パック」で、キッチン、トイレ、洗面台、浴室の4箇所をパックにしたものです。メーカー小売価格よりも最大6割以上割り引いた商品もあります。

また、比較的値段が安価な内装だけのリフォームパックや外壁リフォームパックもあるなど、消費者ニーズに合わせた様々なパック価格が用意されています。例えば、トイレやキッチンなどの施設のリフォームは必要ないけれども内装をリフォームしたい場合に、天井、壁、床をパックでリフォームするプランを用意している業者もあります。

このように、リフォームしたい箇所が複数あるのなら、パックで申し込んだ方がお得な場合もありますので、ぜひ検討すべきでしょう。

相見積もりやDIYで価格を下げる工夫

気になるリフォーム費用を知りたい!

パックで申し込むと安くなる場合が多いリフォーム料金ですが、リフォームパックの欠点としては、当初はリフォームするつもりがなかった不要な工事まで申し込んでしまう恐れがあることです。そうならないためにも、リフォームを検討する際には、必ず複数社からの見積もりを取り寄せて、一つ一つの項目を検討することが必要でしょう。見積もりに記載されている項目がはっきりしない場合は、直接業者に問い合わせるなど、ご自身が納得するまでの検討をおすすめします。

また、自分で施工できる箇所は自分で行うDIYによるセルフリフォームを活用することも、リフォーム価格を下げる一つの方法です。塗装や床の重ね張りなど、比較的簡単な工事であれば、DIYでできることもあります。自分でできる箇所は自分で施工することによって、リフォーム価格を大幅に引き下げることも可能です。

個々の住宅のニーズに合わせるようにリフォームの価格帯も多様化しており、リビングのリフォーム一つをとってしても、その価格は様々で一概には言えないところです。リフォームを検討する際には、本当に施工したい箇所を明確にして、複数社の見積もりを比較しながら慌てずにじっくり進めていくことが大切でしょう。

まとめ

消費者ニーズの多様化に合わせる形でリフォームの価格も多様化しています。ちょっとしたリフォームに対応した商品や、パック料金として割引価格で提供している商品など、その形態は様々です。

リフォームを検討する際には、必ず見積もりを取り、自らが納得するまで比較検討してから取り掛かりましょう。
 

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