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2020.04.24

住宅ローンの金利タイプ〜変動金利と固定金利、どっちが良いの?

住宅ローンの金利タイプ〜変動金利と固定金利、どっちが良いの?

住宅ローンを組む際、金利タイプをどうするかで迷っている人も多いのではないでしょうか。そもそも変動金利と固定金利がどのようなものなのか、理解しきれていないという人もいるかもしれません。

そこで今回は、変動金利と固定金利、どっちにするのがオススメなのか解説していきたいと思います。

変動金利の特徴は?

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まずは、金利タイプそれぞれがどのようなものなのか、変動金利から順番にご紹介していきます。

変動金利はこんな金利タイプ
変動金利とは、市中金利の状況に連動して金利が変動するタイプのこと。常に変動するのではなく、原則としては年2回金利が見直されます。また、金利が変動すれば返済額も変動しますが、返済額が頻繁に変わってしまうようでは返済計画が崩れてしまいかねません。そこで、5年間は返済額が固定されるというのが一般的です。

 ・参考:R.E.words不動産用語集「変動金利型

変動金利のメリット
変動金利では市中金利の情勢によって金利が変動するため、次のようなメリットがあるとされています。
 ●高金利時に借りても、金利が下がれば返済額が少なくなる。
 ●固定金利に比べてリスクがあると考えられるため、当初の貸出金利が低い。

変動金利のデメリット
反対に、金利や返済額が変動するという特徴は、次のようなデメリットも含んでいるのです。
 ●将来の返済額が分からないので、返済計画が立てにくい。
 ●返済期間中に金利が上昇すると、返済額が増えてしまう。
 

固定金利の特徴は?

住宅ローンの金利タイプ〜変動金利と固定金利、どっちが良いの?

続いては、固定金利の特徴もご紹介していきます。

固定金利はこんな金利タイプ
固定金利とは、返済期間中の金利が一定になるタイプのこと。貸出当初から完済時まで利率が変わらない「全期間固定型」の他に、一定期間経過後に適用金利が変わる「段階金利型」と呼ばれるものがあります。

 ・参考:R.E.words不動産用語集「固定金利型

固定金利のメリット
金利が常に一定となる固定金利はリスクが小さく、次のようなメリットがあると言われます。
 ●当初から返済額が決定しているため、返済計画が立てやすい。
 ●低金利時に借りれば、金利が途中で上昇しても低金利の恩恵を受けられる。

固定金利のデメリット
もちろん固定金利もメリットばかりではありません。金利が一定であることから、次のようなデメリットがあるとされています。
 ●高金利時に借りると、金利が下がったとしても高金利のまま返済しなければならない。
 ●変動金利に比べてリスクが小さい分、当初の貸出金利が高めに設定されている。
 

変動金利が選ばれるワケ

ここまで、変動金利と固定金利の特徴やメリット、デメリットをご紹介してきました。それでは、今回の本題である「変動金利と固定金利、どっちが良いか?」という点を考えていきましょう。

住宅金融支援機構の「2019年度 民間住宅ローンの貸出動向調査」によると、2018年度の住宅ローン新規貸出における変動金利型は70.4%に達しました。反対に、全期間固定型は5.0%に留まります。2016年度は変動金利以外を選択する人も多かったのですが、2017年度以降は変動金利を選択する人が6割以上を占めているのです。

このように多くの人が変動金利を選んでいるのは、日本が長らく超低金利時代にあるから。通常低金利の時は固定金利を選ぶというのがセオリーでした。しかし、超低金利時代が継続しているために「将来的にも金利が大きく上昇する可能性は低い」と考える人が多いのです。

日本銀行の統計(https://www.boj.or.jp/statistics/dl/loan/prime/prime.htm/)によると、変動金利の基準の一つと言われる「短期プライムレート」の数値は、2009年から10年以上変動していません。

つまり、もはや変動金利が「ほとんど変動していない」ということ。そうなると、当初の貸出金利が低い変動金利にお得感があると判断して、変動金利を選択する人が多くなっているというワケなのです。

リスクをどう捉えるか?

住宅ローンの金利タイプ〜変動金利と固定金利、どっちが良いの?

ここまでの話を総合すると、今は変動金利を選ぶべきと考える人が多いかもしれません。確かに、今後数年は大幅な金利上昇の可能性は低く、短期間で住宅ローンを組む人は変動金利が向いていると言えるでしょう。

ただ、20年、30年といった長期での借り入れを検討している人は、変動金利のリスクをどう捉えるかによって選ぶべきタイプが異なります。

現在は超低金利時代ですから、将来的に金利がさらに下がる可能性は低いでしょう。借入期間が長ければ長いほど、期間中に金利が上昇するリスクは高まるのです。金利が上昇した時に住宅ローンの借り換えを柔軟に検討できる人であれば良いですが、金融情勢に疎い人であれば固定金利を選択しておくのがオススメ。

当初の貸出金利が高めとは言え、固定金利も過去最低水準であり、借りやすいことに変わりはないからです。

まとめ

変動金利と固定金利は、それぞれにメリット・デメリットがあります。変動金利を選択する人が多いとは言え、長期的に借り入れるのであれば自身のライフプランや考え方によって、どっちを選択すべきかは異なってくるのです。

以上、今回は住宅ローンを借りる際、変動金利と固定金利どっちを選ぶべきかについてご紹介してきました。

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