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2020.04.18

住宅ローンを借りるなら知っておきたい!返済方法の違いと特徴

住宅ローンを借りるなら知っておきたい!返済方法の違いと特徴

住宅ローンを組む際に押さえておきたいのが返済方法。返済方法をどうするかによって、月々の返済額や総返済額に違いが出ます。ローンを組むのであれば、できる限り負担を減らしたいです。

そこで今回は、住宅ローンを借りる前に知っておきたい、返済方法の違いと特徴についてご紹介していきます。

 

 

住宅ローンの返済方法は主に2つ!

住宅ローンを借りるなら知っておきたい!返済方法の違いと特徴

そもそも住宅ローンは、借入金を返済するだけではありません。所定の金利に従って決定する利息分を、借入金に上乗せして返済します。

月々のローン返済額は、借入金の返済に充てられる元金部分と、利息部分に分けられます。そして、元金部分と利息部分をどのように返済していくかによって、大きく2つの返済方法が設定されているのです。

それが「元利均等返済」と「元金均等返済」です。住宅ローンを組む上で、2つの返済方法の特徴と違いを理解する必要があります。

 

 

元利均等返済とは?

次に2つの返済方法それぞれの特徴をご紹介していきましょう。まずは、元利均等返済についてです。


毎月の返済額が一定

元利均等返済とは、月返済額が一定になる返済方法のこと。すなわち、元金部分と利息部分の合計が常に一定となるため、返済が進むにつれて元金部分の割合が高くなっていきます。次の図が、元利均等返済のイメージ図です。

 

住宅ローンを借りるなら知っておきたい!返済方法の違いと特徴

図中にある返済初期の(A)と後期の(B)を比べると、毎月の返済額(縦軸)は変わりません。しかし、その内訳は異なっており、(B)の方が(A)に比べて元金部分の占める割合が大きくなっているのがわかります。
 
(参考:R.E.words不動産用語集「元利均等返済」
 
 
元利均等返済のメリット

元利均等返済の特徴を踏まえ、次に挙げる点がメリットと言えるでしょう。
 
● 月々の返済額が一定なので、完済時までの返済計画が立てやすい。
● 元金均等返済に比べて、返済期間初期の月返済額が少ない。 

1つ目の「月々の返済額が一定」というのは大きなメリットであり、住宅ローンを組む人の大半が元利均等返済を選んでいると言われます。
 
(参考:日本経済新聞「低金利「固定」で安心 住宅ローン活用術(上)」
 
 
元利均等返済のデメリット

多くの人が選択する元利均等返済ですが、デメリットもご紹介します。
 
● 元金均等返済に比べて元金部分の減りが遅いので、未返済部分に対してかかる利息部分の金額が大きくなる。そのため、同じ借入期間の場合、元金均等返済よりも総支払い額が大きい。
● 元金部分の減りが小さいため、借入金残高の減るペースが遅い。 
 

元金均等返済とは?

続いては、元金均等返済の特徴について見ていきます。


元金部分の返済額が一定

元金均等返済とは、元金部分の金額が一定になる返済方法のこと。利息部分は毎月変動するため、月々の返済額は一定になりません。これもイメージを見てみましょう。

 


 
 

住宅ローンを借りるなら知っておきたい!返済方法の違いと特徴

図を見ると、返済期間を通じて元金部分が一定になっていることがわかります。利息は借入残高に対してかかるので、返済が進んで借入残高が小さくなっていくと、毎月の返済額が小さくなります。
 
初期の(A)と後期の(B)を比較すると元金部分は等しいですが、利息部分は(B)の方が小さく、その分月の返済額も(B)が少なくなるのです。
 
(参考:R.E.words不動産用語集「元金均等返済」
 
 
元金均等返済のメリット

このような特徴のある元金均等返済ですが、どのような点がメリットなのか見ていきましょう。
 
● 返済期間が進むにつれて、月の返済額が少なくなる。
● 元利均等返済に比べて元金部分の減りが早いので、同じ借入期間の場合、元利均等返済よりも総支払い額が小さくなる。 

将来、子育てなど大きな支出が予想される場合には、1つ目のメリットは大きいかもしれませんね。
 
 
元利均等返済のデメリット

元利均等返済のメリットを確認したところで、同様にデメリットについても見ていきましょう。
 
● 元利均等返済に比べて、返済当初の月支払い額が大きい。
● 当初の支払額が大きいので、収入要件などの審査が厳しい。 

当初の支払い額が大きい分、元利均等返済に比べて経済的な余裕が必要な点は注意しましょう。
 

どちらが適しているのかチェックしてみよう

住宅ローンを借りるなら知っておきたい!返済方法の違いと特徴

ここまでご紹介した元利均等返済・元金均等返済の特徴を踏まえ、どのような人に適した返済方法なのか見ていきたいと思います。
 
 
元利均等返済が向いているのはこんな人
 
● 将来的に安定した収入が見込める人
● 今は収入が少ないが、将来に向けてアップする可能性が高い人
● 安定した家計管理をしたい人 

返済期間を通じて月返済額が変わらないので、収支が安定しない人には向きません。また、総支払い額が高くなるため、できれば繰り上げ支払いをして元金部分を減らしておくとよいでしょう。
 
 
元金均等返済が向いているのはこんな人
 
● 現時点で経済的に余裕がある人
● 現在小さな子供がいる、もしくはこれから子供が増える予定の人
● 家の買い替えを検討している人 

月返済額が徐々に減るので、教育費など将来的な経済負担が増える見込みのある人が向いています。また、元金部分の減りが早いので、買い替えを検討している場合も元金均等返済が向いているのです。

まとめ

今回は、住宅ローンにおける2つの返済方法について特徴をご紹介してきました。

元利均等返済を選ぶ人が多いですが、自身のライフプランによっては元金均等返済が向いているかもしれません。この記事の内容を理解した上で、返済方法をじっくり検討してみてはいかがでしょうか。

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