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2020.04.16

住宅ローンで利用できる全期間固定、 固定期間選択、 変動のそれぞれの特色を紹介

住宅ローンで利用できる全期間固定、 固定期間選択、 変動のそれぞれの特色を紹介

住宅ローンには興味があるものの、固定と変動のどちらの金利がよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。また、自分で調べてはみたものの、それぞれの特色がわからないという人もいるかもしれません。

そこで今回は、住宅ローンの全期間固定と変動・固定選択、人気の返済方法などを解説します。住宅ローンに興味のある方は必読です。

住宅ローンは3つから選べる

住宅ローンの金利は3つから選べますが、それぞれには特色があります。住宅ローンを利用するときには、自分に合ったものを選びましょう。

全期間固定
最初に借入をしたときから完済するまで利率が変わらないという特色があります。常に同じ利率なので、返済プランを立てやすいという利点があります。

子どものいる家庭では、将来のために教育資金を貯めておきたいと考えている方も多くいるでしょう。そのときに、全期間固定なら返済にかかる費用がすぐにわかるので、家計管理がしやすくなります。
ただし、変動よりも利率が高く設定されているので注意が必要です。全期間固定を選択するときは、どのくらいの利率かをチェックしておくのが大切です。

変動
定期的に金利の見直しが行われるという特色があります。見直しは、4月と10月の年2回です。
返済額は、5年ごとに見直しが行われます。ただし、急激に利率が上がった場合は、直前の返済額の1.25倍を上限と定めています。

変動は、全期間固定よりも金利が低く抑えられているので、返済額が少ないというメリットがあります。これからも金利が低い状態が続く、もしくはさらに下がるというケースではお得です。

ただし、景気の動向によっては金利の上昇も考えられます。金利が上がったときのための備えができる人が向いています。また、上がるタイミングを察知して、固定金利への借り換えを素早く行える人も、変動のほうがよいでしょう。

固定期間選択
はじめの数年間は固定の金利で支払い、残りの期間については固定か変動かを選べるのが特色です。
固定の期間は、変動と同じように金利を低く設定しています。全期間固定よりも低い利率で借りられます。しかし、固定期間が終わったときには、そのあとの支払いに関して現在の状態を続けるのか、切り替えるのかを選ばなければなりません。

また、固定期間が終わったときに利率が大幅に上がっている場合には、返済額が増える可能性も考えられます。将来的に繰り上げ返済を検討している人や収入アップの可能性が高い人に向いています。
固定金利選択の固定期間は、2年、3年、5年といった短い期間、10年または10年以上といった長い期間があります。

固定期間が短いほうが金利が低く設定されているので、期間は慎重に選ぶようにしましょう。

人気の返済方法は?

住宅ローンで利用できる全期間固定、 固定期間選択、 変動のそれぞれの特色を紹介 住宅ローンで利用できる全期間固定、 固定期間選択、 変動のそれぞれの特色を紹介

独立行政法人住宅金融支援機構による、2018年度の民間住宅ローン利用者の実態調査では、以下のような結果が出ています。

住宅ローンを利用した人の半数以上は、変動を選ぶという結果が出ました。理由として、金利が他よりも低いことが挙げられます。加えて、金利見通しは変わらないと予想している人が多く、変動を選択してもリスクは小さいと考えています。
(参考:2018年度 民間住宅ローン利用者の実態調査

​あとから変更する場合

住宅ローンで利用できる全期間固定、 固定期間選択、 変動のそれぞれの特色を紹介

住宅ローンの利用を検討している方の中には、あとから変更できるのか気になる方もいるのではないでしょうか。結論から言いますと、借り換えによる変更に関しては可能です。

注意点としては、現在利用している金融機関から別の金融機関に申し込みの手続きを行う必要があることが挙げられます。また、借り換えのときには手数料が必要になります。

金利が大幅にアップ(ダウン)したときには、借り換えもおすすめです。

返済方法は慎重に検討する

住宅ローンを利用するときには、金融機関への申し込みが必要です。金融機関によっては、返済方法や返済期間を提案してくることもありますが、慎重に検討しましょう。

返済プランは家庭ごとで異なります。教育費が増える可能性のある家庭や、出産後に妻が働き方を変更したため収入が激減する家庭などさまざまです。また、40代の夫婦の場合には、収入に余裕があるケースもあり、比較的自由に返済方法を選べるケースもあるでしょう。

金融機関の言われるがままに決めるのではなく、自分たち家族に合った方法を選ぶようにしましょう。
不動産会社の中には、住宅の購入時に住宅ローンを利用できる特定の金融機関を勧めてくることもあります。審査が通りやすいというメリットがありますが、自分の好きなように返済方法を決められなくなる可能性もあるので注意しましょう。

まとめ

住宅ローンには3種類の返済方法があります。それぞれにメリット・デメリットがあるので、どの返済方法を選ぶのか慎重に検討した上で決定しましょう。

3種類の返済方法の中で人気があるのは変動です。金利が他よりも低いので、返済額を減らせるのが人気の理由です。しかし、景気の動向によっては、返済額が増えることも考えられるので注意も必要です。

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