リノベ不動産 renove fudosan 日本住を、愉快に。 ローン相談、物件探し、設計・施工、入居後のインテリア提案までリノベ不動産が一貫してサポート。 WEAR_ロゴ 日本住を、愉快に。

リノベのハウツー

2020.03.23

中古住宅を購入してリノベーションする際の2種類のローンを徹底解説

中古住宅を購入してリノベーションする際の2種類のローンを徹底解説

最近では新築の住宅を購入する代わりに、中古の住宅を購入してリノベーションをする人が増えています。ただし、中古の住宅であっても大きな買い物となるので、しっかりとした資金計画を立てることは大切です。

そこで今回は、中古の住宅を購入してリノベーションする際のローンについてまとめました。リノベーション目的で中古住宅の購入を検討している方は、この記事を参考にしてください。

リノベーション目的で利用できる2つのローン

中古住宅を購入してリノベーションする際の2種類のローンを徹底解説

中古の住宅を購入してリノベーションをする資金を用意するときには、2種類のローンを利用できます。

ひとつはリノベーションやリフォームのための「リフォームローン」、もうひとつは住宅購入を目的とする際に利用できる「住宅ローン」です。

リフォームローンとは?

中古住宅を購入してリノベーションする際の2種類のローンを徹底解説

リフォームローンとは、古くなった住宅の修繕や改築を目的など、リノベーションやリフォームの工事をするときに利用できるローンです。そのため、住宅を購入する目的では利用できません。

リノベーション工事やリフォーム工事の費用は、一部分のみの場合50~300万円が相場と言われています。しかし、大掛かりな工事になると1,000万円以上の費用がかかることもあります。そのようなときにリフォームローンを利用すれば、無理のない返済計画を立てられるでしょう。

リフォームローンの特色
リフォームローンには以下の特色があります。ローンを利用する際の参考にしてください。

・金利
借入期間中の金利が固定されている「固定金利型」と市場金利と長期貸出金利をベースとした利率で決定する「変動金利型」の2種類です。ただし、リフォームローンの多くは変動金利型を採用しています。リフォームローンの金利の相場は2~5%です。

・返済期間
最長で15年です。

・融資額
利用する金融機関によっても異なりますが、ほとんどのケースで1,500万円を限度としています。

・審査基準や審査期間
借入時や完済時の年齢や返済負担率、年収や勤続年数などを審査します。
審査期間は1~5日で、条件がそろっていればすぐに借入が可能です。

住宅ローンとは?

中古住宅を購入してリノベーションする際の2種類のローンを徹底解説

住宅ローンは、新築や中古の住宅の購入や改築のために借入をするローンです。ローンの目的が本人が住むためであるならば、基本的にどんな物件でも購入できます。新築はもちろんのこと、中古の一戸建てや中古マンション、住宅を建築するための土地も住宅ローンの利用が可能です。

一方で、人に貸す場合やセカンドハウスの場合に関しては、住宅ローンの利用ができないので注意しましょう。また、リフォームローンは無担保で借入ができるところもありますが、住宅ローンは住宅を担保にして借入を行います。

住宅ローンの特色
住宅ローンには以下の特色があります。ローンを利用するときに役立ててください。

・金利
借入期間中の金利を固定している「固定金利型」と市場金利と長期貸出金利をベースとした利率で決定する「変動金利型」、借入時から一定の期間については固定金利型を適用し、期間が終了した時点で固定金利か変動金利かを選択できる「固定選択金利型」の3種類から選べます。住宅ローンの金利の相場は1%前後です。

・返済期間
最長で35年間です。

・融資額
利用する金融機関によっても異なりますが、1億円までの融資が可能です。

・審査基準や審査期間
借入時や完済時の年齢や返済負担率、年収や勤続年数などを審査します。ローンを借りる際には、収入を証明する書類を用意しなければならず、審査機関も2~3週間かかります。

ローンを利用するときの注意点

リフォームローンや住宅ローンを利用する場合には、以下の2つの点で注意が必要です。

借入するときには諸費用も考慮に入れる
ローンを利用するときには諸費用にも注意しましょう。リフォームローンの場合、融資金の振込手数料がかかります。

一方、住宅ローンの場合、状況によっては司法書士手数料や登録免許税などがかかることもあります。ローンの返済計画を立てるときには、諸費用がどのくらいかかるのかを把握しておきましょう。


ノンバンク系の住宅ローンは要注意
住宅ローンは、金融機関だけではなくノンバンク系も提供しています。ノンバンク系は、手続きが簡単で審査が通りやすいというメリットを持っています。一方で、金融機関の住宅ローンよりも金利が高いというリスクもあるので注意が必要です。

早急にまとまった資金が必要な場合には便利ですが、返済に関するリスクを抱えているので、利用の際には慎重に検討しましょう。

まとめ

中古の住宅を購入してリノベーションをする場合、リフォームローンと住宅ローンを利用できます。それぞれには、金利や融資額、審査基準などが異なるので、状況に合ったローンを選ぶようにしましょう。

ローンを利用するときには、諸費用も把握しておきましょう。加えて、ノンバンク系の住宅ローンを利用するときには、金利を調べておきましょう。

こんな記事も読まれています

リノベーションご相談窓口

電話アイコン

0120-409-094

受付時間 平日10:00〜18:00
資料請求 & お問い合わせ 資料請求