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外壁リフォームのポイント

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外壁リフォームのポイント

外壁は家屋の一番外側を囲う壁です。家を目にした瞬間に真っ先に視界に飛び込んでくるのが外壁でしょう。いわば、その家の「顔」とも言えます。また、最も外側にあるため、雨風、紫外線から家屋の劣化を守る役割もあります。さらに、家が火災になったとき、火の手が燃え広がるのを防ぐ最後の砦ともなります。そして、外からの騒音をシャットアウトすることも求められます。

いくら丈夫でも、外壁が重かったら家屋本体にも負担を与えてしまいます。事実、東日本大震災では、外壁の重みが家屋の耐久性に悪影響を与え、倒壊するケーも見られました。ですから、外壁は軽量であればあるほど耐震性が高まるとされます。

このことから外壁には、防水性、防火性、耐久性、防音性、耐震性が要求されると覚えておくとよいでしょう。

しかし、経年劣化は避けられません。定期的なメンテナンスに加えて、傷みの度合いによってはリフォームも考慮しておくことがおすすめです。

そこで、この記事では、リフォームの際に検討したい代表的な外壁材の種類、特徴、メリット・デメリットを紹介します。
 

リフォームにおすすめの外壁

外壁リフォームのポイント"

外壁材の種類は様々あります。代表的なものだけでもいくつか挙げられますが、今回はなかでもよく使用されているモルタル、サイディング、タイル、ALCの4種類の外壁材をご紹介します。
 

外壁リフォーム材1 モルタルについて

外壁リフォームのポイント"

モルタル材は、かつては最もポピュラーな外壁材のひとつでした。水と砂とセメントを混ぜ合わせて構成されており、費用が安く、デザイン性にも富んでいます。また、防火性にも優れています。

モルタルは手で塗るので、職人の腕次第でデザイン性や仕上がりの完成度の高さも期待できます。仕上げの代表的なものとして、表面が荒い感じの「リシン仕上げ」、重厚感がある「スタッコ仕上げ」、タイルガンで吹き付けた「吹き付けタイル仕上げ」、そして職人が小手で塗る「ジョリパット」などと様々な手法があります。

ただし、モルタルには弱点もあります。それは、ひび割れを起こしやすい点です。ですから数年に一度のメンテナンスが必要と言われます。

また、人が現場で塗るので、作業を行う人の力量によっても出来上がりが左右されがちです。熟練度が高い職人が行った場合は、完成度も高く美しさも長持ちする傾向とされますが、そうでない場合には、耐久性も落ちてしまうといったことがあり得るでしょう。
 

外壁リフォーム材2 タイル

タイル材も代表的な外壁素材のひとつです。ただし、モルタルに比べ費用が高くなってしまいますので、普及率はやや劣ると言われます。


タイル材のメリット

タイル材は、粘度を板状に焼き固めた外壁素材です。焼き固められているので、熱や湿気、そして紫外線にも強く耐久性が高いことが特徴とされます。したがって、比較的経年劣化しづらく、水分を吸収しないので防水性にも優れる点もメリットでしょう。


タイル材のデメリットについて

タイル自体は優れた防水性を誇っていますが、タイルを下地に貼り付ける際に、水が浸透してしまう危険性もあります。そして、一度水が入るとはがれやすくなってしまうので、施工する際には継ぎ目やコーキングに隙間が出ないよう気を付ける必要もあります。
 

外壁リフォーム材3 サイディング

サイディング材は、板状の外壁素材で、国内では現在最も普及している外壁素材と言われています。理由としては工場生産なので、低コストでありながら、一定以上の品質も期待できるからです。サイディング材も様々な種類があり、それぞれ特徴があります。以下で紹介していきます。


窯業系サイディング

窯業系サイディングは、サイディング材のなかでは、もっとも普及している外壁材とされます。窯業系サイディング材は、セメント質と木質系成分の原料を混ぜ合わせて板状にしたものです。コスト、機能性、デザイン性、それぞれの点でサイディング材のなかでも優れる特徴があると言われています。ただし、コーキングの劣化が起きやすいという欠点もあります。


金属系サイディング

金属系サイディングは、薄い金属状の板で構成されています。窯業系と比べて軽く、耐震性が高く、耐久性も高い点がメリットとして挙げられます。

一方、金属を原料としている為、海周辺の家屋の場合には、塩害の影響を受けやすいことが気になる点でしょう。


樹脂系サイディング

樹脂系サイディングは、塩化ビニールでできています。軽くて耐久力もあり、メンテナンスもあまり必要ない点が特徴です。

アメリカやカナダでは人気があるサイディング材ですが、日本では取り扱い業者が少ないことなどから、普及に至っていません。デメリットとしては、樹脂素材のために、火災に弱いことが挙げられるでしょう。
 

外壁リフォーム材4 ALC

ALC材とは、ケイ酸質、アルミニウム質、石灰質の粉末をセメント状にして板状に成形したものです。とても軽いのが特徴です。軽量気泡コンクリートとも呼ばれ、水に浮くほどの軽さです。したがって耐震性にも優れます。また、セメント状なので、断熱性、耐火性も高い特徴があります。

しかし、防水性がほとんどありませんので、仕上げ材の防水性に頼らざるを得ない点がデメリットでしょう。
 

まとめ

いかがだったでしょうか。外壁と言っても様々な種類があったことがお分かりいただけたでしょうか。それぞれの家屋の目的、予算に合わせて外壁素材を検討して、リフォームしてくださいね。
 

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Writer

  • 日刊Sumai編集部

    自分らしい家づくり、住宅事例やリノベーションなどの情報を発信。ライター多数在籍

  • 山口 奈緒子

    大学院で空間デザインを専攻。輸入家具店にて勤務後、リノベ不動産でワクワクする住空間を全国へ広めている

  • 萩原 和

    リノベ不動産にてリノベーションを多数ご提案。その後マーケティング部で&Renoの企画に携わる

  • 山下 さと子

    建築学科卒業、不動産ディベロッパーなどで働いた後、web業界へ転向しフリーランスへ。一児の母

  • 神木 千鶴

    専門商社で営業職に従事、その後出版業界でディレクター・ライターとして勤務。子育てサークル代表