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小上がりで家の収納を立体的にしよう

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小上がりで家の収納を立体的にしよう

広いリビングの一角などに、ちょうど腰掛けられるくらいの高さになった場所が作られていることがありますが、これが小上がりです。

腰掛けられる高さのほかにも、低めのロフトのように1メートルくらいの高さで、下に入れるものもあります。

床を立体的に使うことで使い勝手を上げる小上がりは、かなりの容量の収納スペースとしても有効に使うことができます。

ここでは、小上がりを立体的な収納スペースとして活用するコツをご紹介します。
 

小上がりはこんな時に便利

小上がりで家の収納を立体的にしよう"

広いリビングダイニングの空間は気持ちがいいものですが、実際に暮らしてみると不満な点も出てきます。

食事をするダイニングとくつろぐリビングが同じ床の上だと、リビングにいる時にダイニングの汚れが気になってしまうこともあります。

また、何か作業をしている時に来客があると、散らかったところを見られたり、やっている作業を中断して片付けたりする手間もかかります。

小上がりは部屋の一部でありながら、立体的に区切られることで、あたかも別の部屋のように使用することもできます。


大きな収納スペース

小上がりは部屋の床より高いので、その下は収納スペースとしての活用もできます。

段差の立ち上がりのところは、引き出し方式にして出し入れしやすい収納スペースにしましょう。子どものおもちゃなどを入れるようにすれば、不意の来客があった時にここに放り込んで閉めてしまえば、きれいに片付けることができますね。

引き出しにできない奥側は、はねあげ式の床にして、あまり出し入れをしないものを保管しておくようにするとよいでしょう。

1メートルくらいの高さで小上がりを作ると、ちょっとした倉庫のような大きな収納スペースになりますので、おすすめです。


部屋の中に別室があるような使い勝手

同じリビングの中にあっても、段差があるため小上がり部分は別の部屋のように使うこともできます。

障子やふすまのような建具を付けられるようにしておけば、独立した部屋のようになり、お客様が来た時に臨時の寝室としても使えます。

子どもの様子を見ながらリビングでお仕事をすることもでき、高さが違うだけで集中しながら家族の気配もしっかりと感じられるスペースになるでしょう。

食事の時には仕掛中の仕事をそのままにしておいても、別室感覚なので、乱雑な印象を避けられます。
 

小上がりのデメリット

小上がりで家の収納を立体的にしよう"

部屋を立体的に使うことができ、いろいろ便利な小上がりですが、段差があるので不便なことも出てきます。

小上がりを作ってから後悔することのないように、小上がりを作ることで生じるデメリットをよく理解しておきましょう。


段差が邪魔に

小上がりを作ることで、部屋の中に高さの違う空間ができます。その段差が生活をしていく上で邪魔になる可能性があります。

10cm~20cmくらいの小上がりだと目に入りにくいため、段差に引っかかりやすいと言われます。30cm~40cmくらいなら段差があるのがわかるので、それほど心配しなくてよいでしょう。

35cmくらいだと、段差にすっと座ることができる高さですので、実用的にもこのくらいの高さが使いやすくおすすめです。


子どもが心配

子どもがいると、部屋の中の段差にぶつかったり、落ちたりという心配もあります。小上がりの特性をよく理解して、子育ての中で使い分けていきましょう。

子どもがハイハイもできないうちは、段差のある小上がりに寝かせておくと、離れたところからも様子が見え、抱き上げたりするときの腰の負担も少ないので助かります。

子どもが移動できるようになってきたら、しばらく小上がりの上は避けましょう。一方、段差があるので、小上がりを危険物やさわってほしくないものの避難スペースにすると、けがや誤飲などの危険を減らすこともできるでしょう。

子どもが小上がりに自由に上がれるようになってきたら、何らかの対策をしないと落下の危険が出てきます。小上がりの下に弾力のあるマットを敷くなどの対策もありますが、基本はしつけで対処したいものです。

家の外でも同じような段差はたくさんあります。家の中で段差に注意することを教えておけば、外で大けがをする可能性を減らすことができるでしょう。


家具の配置が難しい

小上がりは部屋の中で比較的大きな面積をとるので、大きな家具を部屋に入れたい時には置き場所選びに苦労することも。

小上がりがあることを常に頭に入れて家具選びをしないと、せっかく買った家具が邪魔だったり、引出しが開けにくいなどの問題が起きがちです。
 

小上がりを収納にする方法

小上がりで家の収納を立体的にしよう"

小上がりは通常の床の上に、ある程度の高さの床を作ることになるので、小上がりの下の空間を収納として使うことができます。

引出し方式やはね上げ方式で使いやすい収納を作り込んで、空間を有効に活用しましょう。

場合によっては、1メートルくらいの高さの小上がりにして、その下の空間を納戸代わりに使うこともできます。その場合はちょっとした倉庫くらいの収納力が期待できます。


手前に引出し

小上がりが部屋側に向いているところには、引出しをつけると出し入れがしやすく、便利です。

短い引出しだと収納力がないので、大きめの引出しの方がよいのですが、入れるものによってはかなり重くなってしまうので、下に車輪などを付けて動かし易くしておいたほうがよいようです。

その場合は、引出しが飛び出してくることのないよう、ロック機構もつけておいた方が安心でしょう。


奥行きがある場合は蓋方式で

小上がりの奥行きがかなりあって、引出しでは奥の方が使えない場合は、畳や床をはねあげ式にして、その下に収納を作りつけます。

上から出し入れする形になり、腰などに負担がかかりますので、あまり重いものは入れないようにしましょう。

頻繁には出し入れのないキャンプ用品や、季節ものの衣類などを入れておくのがよいとされます。空気の通りが悪い可能性があるので、湿度対策は十分にしましょう。
 

まとめ

小上がりで家の収納を立体的にしよう"

小上がりがあると、小上がりの上と下で部屋が分かれるため、乱雑になってきてもそれぞれのエリアを片付けるだけですっきりした印象になるでしょう。

家事の合間にちょっと休むとき、ソファは身体が沈み込むので、立ち上がるのがおっくうになりがちです。床にローテーブルなどを置いて生活している場合には、立ち上がるときの負担が大きく感じることも。

小上がりのようにちょっと腰をかけられる場所があると、立ち上がるのも楽で、腰への負担も少ないでしょう。

子どもが走り回る年ごろの間は少し気が抜けませんが、暮らしをちょっと楽にしてくれる小上がりの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
 

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Writer

  • 日刊Sumai編集部

    自分らしい家づくり、住宅事例やリノベーションなどの情報を発信。ライター多数在籍

  • 山口 奈緒子

    大学院で空間デザインを専攻。輸入家具店にて勤務後、リノベ不動産でワクワクする住空間を全国へ広めている

  • 萩原 和

    リノベ不動産にてリノベーションを多数ご提案。その後マーケティング部で&Renoの企画に携わる

  • 山下 さと子

    建築学科卒業、不動産ディベロッパーなどで働いた後、web業界へ転向しフリーランスへ。一児の母

  • 神木 千鶴

    専門商社で営業職に従事、その後出版業界でディレクター・ライターとして勤務。子育てサークル代表