これで扇風機選びには悩まない！扇風機の種類や使用法と、おすすめ5台

暑い季節に大活躍の扇風機。
ただ、扇風機を選ぶとき、たくさんの種類があって悩んでしまいます。
今回は扇風機の種類やモータと、おすすめの扇風機を5台紹介します！

扇風機の選び方

扇風機を選ぶときのポイントしては大きく分けて6つあります。

扇風機の種類について知ろう

扇風機と一言でいっても、種類がたくさんあります。
ここでは家庭用として使われる扇風機の種類について表にまとめてみました。

​※この他にも、お風呂場などで使える大きなクリップで固定して使う「クリップ扇」や柱などに取り付けて使う「壁掛け扇」もありますが、家庭用として使われることは少なくなってきています。

扇風機のモータ2種類のメリット・デメリット

家庭用で使う扇風機には主に3種類あることがわかったと思います。次に扇風機のモーターについて解説していきます。


(1)ACモーター
ACモーターを搭載している扇風機は交流で羽を回すようになっています。このモーターを使用している扇風機は昔ながらの扇風機に搭載されていることが多く、構造がとてもシンプルなので、どの家庭にも馴染みやすいのが特徴です。

ACモーターのメリット
ACモーターを使用している扇風機のメリットに挙げられるのがまず「価格が安い」ということです。また、構造がシンプルになりますので風量設定も「弱」「中」「強」の3段階とわかりやすくなっています。

ACモーターのデメリット
ACモーターを搭載している扇風機のデメリットは、価格帯はリーズナブルですが、後ほど紹介するDCモーターと比べると消費電力が多いので、電気代がかさむ可能性があります。
また、扇風機を回すと「プーン」と音がなるので、音に敏感な方にはデメリットかもしれません。


(2)DCモーター
DCモーターを搭載している扇風機は直流で羽を回すようになっています。ACモーターよりも回転を幅広く調整することができますので、風の強さを更にコントロールできるのが特徴です。近年は、このDCモーターを搭載している扇風機が増えています。

DCモーターのメリット
DCモーターを使用している扇風機のメリットは、風の強さを細かく設定できるので自分に合った程よい風を見つけやすい点です。また、消費電力もACモーターよりも安く、扇風機を回しても音が静かなのもメリットと言えるでしょう。
また、多彩な機能を備えている扇風機が多いので、タイマー設定・リズム運転など日々の場面において使い分けできるのも特徴です。

DCモーターのデメリット
複数のメリットを持つDCモーターですが、あえてデメリットを挙げるなら「購入価格がACモーターに比べて高い」点と言えるでしょう。
また、電気代はDCモーターの方が安価とされていますが、扇風機は基本的に夏しか使わないので高価なDCモーターを搭載した扇風機を購入した場合、ACモーターの元を取る為には数年かかると言われています。予算や使う頻度によって扇風機を選ぶといいでしょう。

扇風機のおすすめの使い方とは

次に扇風機のおすすめの使い方について説明していきます。

(1)直接身体が当たらないように壁に向けて使う
扇風機の風に直接当たると涼しくて気持ちいいかもしれませんが、就寝時など長い時間当てすぎてしまうと、血流が悪くなりやすいと言われています。
扇風機を長時間使う場合は、壁に当てるように置き、直風を避けると良いでしょう。

(2)エアコンと一緒に使うと良い
扇風機とエアコンを一緒に使うと、電気代が高くなると思う方もいるかもしれません。
実は、併用して使用することで部屋を効率的に冷やすことができるので、結果として電気代を抑えられる可能性も。
エアコンの下で扇風機を回して、部屋全体に冷気を流し込むことで、クーラーや扇風機を単体で使うよりも冷えるスピードが早まるとされています。

お待ちかね！おすすめ扇風機5台

次に、今おすすめする扇風機をリビング扇2台、タワー扇2台、卓上扇1台を紹介していきます。

Kamome F series
参考価格16,667円
この扇風機の羽はカモメの羽をヒントにして作られており、紙がめくれないほど優しい風を遠くまで届くのが特徴です。
風量設定は20段階あり、稼働中もとても静かなので、扇風機の音が今まで気になっていた方にもおすすめ。本体支柱にはマグネットがあり、リモコンがくっつくので紛失防止にも役立ちます。
重さは2.1キロと女性でも片手で持てるので、リビングから別の部屋への移動も簡単です。

Panasonic(パナソニック) / リビング扇 F-CR324
参考価格 6,980円
F-CR324はパナソニック独自の技術「1/fゆらぎ」は「弱」「中」「強」といった一定のパターンの風ではなくて、自然の風と同じように不規則担っているため、長時間使用しても、疲れにくい特徴を持っています。
また、チャイルドロックボタンがありますので、子どもが間違って操作する心配もありません。ただし、ACモーターを使用していますので、音が気になる人はいるかもしれません。

日立 縦型扇風機 スリムファン
参考価格：17,251円
この扇風機は、部屋の温度を感知して、自動で「強め」と「弱め」の2つのモードで風量を切り替えてくれる機能があります。
スイングも内部で行われるので、本体が動くわけではなく、扇風機の動きを気にする必要がないのが特徴です。

TWINBIRD(ツインバード) / タワーファン EF-DJ43B
参考価格：7,930円
この扇風機は快適に過ごせる28℃に風量を自動で調整してくれます。調節は3段階の機能しかありませんが、弱でも風が強く、強にすればパワフルになりますので「風の風量が足りない」ということはないでしょう。
また1~4時間のオフタイマーがありますので、切り忘れ防止にも便利です。

siroca 卓上扇風機
参考価格：1,026円
この扇風機は、小さいながらも前後についた2枚の羽が反対向きに回転する「二重反転ファン」が特徴です。オフィスやPC周辺で涼を取りたいときにはおすすめですが、少し音がしますので、静かな環境で作業したい場合は少し気になるかもしれません。

まとめ

暑い季節には大活躍する扇風機。羽付きのリビング扇からスリムで置き場所に困らないタワー扇など種類がいくつかあることが分かりました。

低価格帯から高価格帯まで幅広くありますので、自分の欲しい機能・使うシーン・予算をしっかりと考えてベストな1台を見つけてください。