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2017.09.01

耐震住宅・制震住宅・免震住宅の違いを理解して地震に強い家を建てよう!

耐震住宅・制震住宅・免震住宅の違いを理解して地震に強い家を建てよう!

耐震住宅・制震住宅・免震住宅の違いを理解して地震に強い家を建てよう!

1995年の1月に発生した阪神・淡路大震災では、6400名あまりの死者を出しました。そのうち、直接死した約5500人のうちの8割にあたる4400人が、倒れた家屋の下敷きとなって亡くなりました。こうした教訓から、地震への備えが重要になっています。

 

耐震住宅とは何か

耐震住宅とは、地震の揺れに耐えることができるように、建物の壁を厚くしたり柱を補強するなど揺れに強い構造となっている住宅です。耐震住宅のメリットは、地震対策にかかる費用を抑えることができます。免震や制震住宅と比べると、設置費用を安く抑えることができて工期も短期間で済みます。

また、構造上ゆれを軽くできるので台風や強風といった自然災害の影響を受けにくいです。さらに、設置をする上での制限がないことです。免震性能で住宅を守ることを考えた場合は、地下室が設置できない欠点がありますが、地下室を設けることもできるので住宅設計が自由にできる利点があります。

デメリットは、住宅が損傷する危険が高いことです。地震による倒壊は防ぐことができますが、住宅にひびが入る、ダメージが重なると劣化が進んでしまう欠点があります。地震が起きた時は、住宅に直接揺れが伝わるために中のタンスや机などの家具が倒れやすい欠点もあります。

 

制震住宅とは何か

制震住宅は、地震の揺れを吸収して建物に揺れを伝えない構造をしている住宅のことです。メリットは、地震が起こった時に建物の損傷を軽微に抑えることができます。

クロスが破れる、歪むといった建物の変形を防ぐことは、内装の被害を抑える役割を果たしています。また、建物の中に対策をするため、地盤が弱い地域や狭い場所では向かないといった制約がなく設置できます。

デメリットは、耐震住宅と比べた場合の費用が高くなってしまうことです。定期的に制振装置をメンテナンスしなければいけないので、メンテナンス費用が掛かってしまいます。

制振装置を設置する際は、事前に行った構造計算を基にして設置場所を決めるので、設置場所によっては制約を受けることがあります。

免震住宅とは

免震住宅は、特殊な構造を使って地震による揺れを減らして軽くできる住宅のことです。メリットは、建物内部に直接地震の揺れが伝わらないことです。建物が大きく揺れないことは、損傷を軽く減らすことに繋がります。また、どこの階でも家具が転倒するのを軽減できます。

デメリットは、耐震住宅、制震住宅と比べると設置費用が一番高いことです。地盤が軟弱な場所には、免震装置を置くのは難しい難点もあります。免震装置は大地震が起きた場合に大きな効果を発揮することができますが、揺れが小さな場合は動かない欠点をもっています。台風が起きた時には揺れてしまうこともあるので、液状化する地域には向かないというデメリットもあります。

 

「耐震」「制震」「免震」の違いとは?

耐震は、地震が起きた際には揺れに耐えることができます。例えると、「ふんばって耐える」イメージです。建物の強さによって揺れに耐える造りになっていて、地震によって住宅や建物が倒れて壊れてしまわずに避難できる造りになっています。

制震は、地震が起きた時に揺れを吸収します。地震の揺れを逃がすイメージです。建物の中に、精神部材を組み込んで揺れを吸収してくれます。階が上に行くにつれて揺れが増していく高層ビルなどの高い建物に使われているケースがあります。

免震は、地震の激しい揺れを受け流します。建物と基礎の間に免震装置をつけて地盤を離しているので、建物に揺れを伝えません。

 

3つの構造のまとめ

耐震住宅、制震住宅、免震住宅。それぞれの家の造りに違いはありますが、どの家も地震の被害を最小限に済ませるための工夫が施されています。地震が起きた時に建物や建物内に被害を受けることも考えて、家を建てることが大切な要素になります。

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