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2017.09.01

今日の季節 1/15〜1/19 雉始めて雊く(きじはじめてなく)

今日の季節 1/15〜1/19 雉始めて雊く(きじはじめてなく)

“今日の季節”

  日本には、1年を4に分けた四季があります。 さらに24に分けた二十四節気があり、さらに72に分けた七十二候があります。ほぼ5日周期で季節は移ろいでいるのです。 その変化に私たちは気づかずに生きているのかもしれません。 ところが身体と心はそのかすかな変化を感じとり、気づかぬうちにその環境の変化に対応してくれています。 あ 二十四節気と七十二候に心を寄せる時間。 ほんの少し、いかがですか。    

“2018年1月15日〜1月19日  雉始めて雊く(きじはじめてなく)”

  七十二候 オスの雉が、メスを求めて鳴き始める頃です。 雉は国鳥にも指定されていますよね。 秋や冬は、オス同士・メス同士で群れを成して生活します。 春になるとオスは分散し、各々縄張りを作ります。 メスは分散せずに2〜4羽ほどで引き続き行動し、オスが作った縄張りを見て回り品定めをします。    

“この季節の養生”

  前回お伝えした「不眠」の症状別の解説、後編です。 ③夢をよく見て、目が覚めやすいタイプ <その他の症状> 寝つきが悪い・胸がつかえる・げっぷ・吐き気・めまい・イライラ・口が苦い <原因>胃の調子が悪く、消化不良。甘いものや脂っこいものの摂り過ぎや暴飲暴食が考えられます。 消化吸収が悪くなると、体内に余分な水分が溜まります。この水分を中医学では痰といいます(私たちが日頃、痰と言っているものよりも幅広い、余分な水分を指します)。 この痰が熱を持つと、心神の安静を乱します。 <養生法> 食事のバランスを見直すことから始めましょう。 消化に悪い食生活をしていれば、そこを改善していきます。 特に夜は、腹八分目を心がけます。 薬膳的には、 ・熱を冷ます食材(セロリ・トマト・こんにゃく・冬瓜・たけのこ・海藻等) ・痰を取り除く作用のある食材(大根・たけのこ・海藻・えのき・柚子等) ・胃の働きを助ける食材(大根・カブ・柚子・すだち・里芋・キャベツ等) を摂るようにします。 ④ぐったり疲れているのに、中々寝つけないタイプ <その他の症状> 不安感がある・夢をよく見る・顔色が悪い・疲れやすい・食欲不振・めまい・動悸・忘れっぽい・目が覚めやすい <原因> 心労が重なり、強迫観念や躁鬱状態のような症状が出ている人もいるかもしれません。 心労が重なれば重なるほど、気も遣い過ぎで消耗されていますし、血も消耗しています。 ストレスで胃が痛いとか食欲がない(又は過食)と言うように、気血を生み出す材料は脾・胃で作られます。 ストレスで脾・胃がダメージを受けたため、心身の健康に不可欠な気血の消耗量は多いにも関わらず生産量は減少していることが原因です。 心は、心臓でもイメージがつくように血が必要な臓です。この血が不足しているので精神も弱まり不安定になっています。 <養生法> 横になっているだけでも疲労回復につながるので、眠れないからと気を病まなくて大丈夫です。ぼーっと何も考えずリラックスして過ごす時間を持ちましょう。 米・山芋・じゃがいも・かぼちゃ・キャベツなど脾・胃をいたわる食材がおススメです。 鶏肉や牛肉も、気血を補い、脾・胃に働きかける食材です。 ただ、人によっては胃腸に負担を感じる場合もあるので様子を見ながら必要であれば摂るといいでしょう。 イカやタコも血を補います。 女性は特に血が不足しがちなので、常に血は補いたいものです。 他にも、にんじん・小松菜・ほうれん草など野菜でも補いたいですね。    

“この季節のまめ知識”

  1月15日は小正月(こしょうがつ)です。 本来は旧暦ですが、明治時代の改暦後は毎年この日となりました。 小正月に対して、元旦(あるいは1月7日まで)は大正月です。 古くはこの小正月までを松の内といていたのだとか。 余談にはなりますが、以前お伝えした鏡開きは松の内の後に行われます。 1月11日が一般的ですが、1月15日や20日の地域があるのはこの名残なのでしょう。 この小正月、別名がいくつかあります。 小年(こどし)・二番正月・若年・花正月。 そして、女正月(おんなしょうがつ)とも言われます。 お正月の間、忙しく働いた女性たちがやっと一息つける頃、その女性たちをねぎらう日という意味が込められているようです。 小正月にも、古くからこの日に食べる習わしの食べものがあります。 小豆粥です。 小豆の色には、邪気を払う力があるとされており、小豆粥は無病息災を願う食べものとされています。 平安時代の宮中では、お米と小豆だけでなく、 粟・ごま・キビ・ヒエ・ムツオレグサを加えた七種粥を食べていたのだそうです。    

“この季節にしたいこと”

  まめ知識に続き、小正月に行われるものについて見ていきましょう。 “どんど(どんと)焼き”も小正月に欠かせない儀式です。 お炊き上げという言葉の方が馴染みがある人もいるかもしれませんね。 神社で行われたり(参加できるところとできないところがあります)、町内会など地域の行事として行われたりしています。 どんど焼きというのは、お正月に飾っていたしめ縄や松飾り、そして旧年中にお世話になった神棚などを感謝の気持ちを込めてお炊き上げし、神様をお見送りする儀式です。 書き初めも一緒にお炊き上げすることで祈願成就も願います。 どんど焼き終了後は、その御神火でお餅を焼いて頂きます。 そうすることで、健康長寿や除災招福になると信じられています。 参考文献 ・『日本の七十二候を楽しむ〜旧暦のある暮らし〜』白井明大/東邦出版 ・『中医薬膳学』辰巳洋/東洋学術出版 ・『女子漢方』矢久保修嗣・木下優子・上田ゆき子/法研 ・『性味表大辞典』竹内郁子/青雲社 ・『よくわかる東洋医学』平馬直樹・瀬尾港二・稲田恵子/池田書店 ・weathernewsHP http://weathernews.jp/s/topics/201701/050065/ ・鎮守氷川神社HP http://cplus.if-n.biz/5002049/partysub/17499 "

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