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2017.09.01

今日の季節 12/2〜12/6 橘始めて黄なり(たちばなはじめてきなり)

今日の季節 12/2〜12/6 橘始めて黄なり(たちばなはじめてきなり)

今日の季節

日本には、1年を4に分けた四季があります。 さらに24に分けた二十四節気があり、さらに72に分けた七十二候があります。ほぼ5日周期で季節は移ろいでいるのです。 その変化に私たちは気づかずに生きているのかもしれません。 ところが身体と心はそのかすかな変化を感じとり、気づかぬうちにその環境の変化に対応してくれています。 二十四節気と七十二候に心を寄せる時間。 ほんの少し、いかがですか。    

2017年12月2日〜12月6日頃 橘始めて黄なり(たちばなはじめてきなり)

  七十二候   橘が黄色く色づく頃です。   “橘”とは柑橘類の果物の一種ですが、古来では柑橘類のことを“橘”と呼んでいたそう。 ちなみに“橘”という果物にはあまり馴染みのない人も少なくはないかと思います。それは酸味が強く食用には向かないから。ですが、唯一、日本原産の柑橘類の果物という説も・・・(はっさくも日本原産らしいですが・・)。    

この季節の養生

  七十二候   日本人にもっとも馴染みの深い柑橘類はミカンやユズではないでしょうか。 もしかしたらそのイメージもあり、柑橘類の旬は冬という印象が強い人も多いかもしれません。その一方で、夏のイメージもあるという人も少なくはないかもしれませんね。 スダチやカボスは、秋刀魚に添えられて一緒に目にすることが多いように秋に旬を迎え、はっさくや甘夏などは春にかけて旬を迎えます。 オレンジやグレープフルーツは、輸入されいつもスーパーで並んでいるので季節感は薄いですが、冬から春にかけて旬を迎えるものものが多いです。ただ、バレンシアオレンジは夏が旬です。 これだけ年間を通して何かしらの柑橘類が出回っているのは、薬膳的に見てみると納得がいく気がします。 なぜなら、人にとって必要不可欠なエネルギー『気』の巡りをよくする「理気(りき)」という効能をほぼ全ての柑橘類が持っているからです。   『気』の滞りで現れる症状は様々。 こころの面にも影響が出るのはもちろんのこと。 その人の体質や環境もありますが、季節によっても現れ方は異なります。   今の季節に焦点を当てると、冬は最も鬱になりやすい季節です。 なんとなくイメージはできるかと思いますが、寒くて体が縮こまり、夜が長くて日照時間が短い・・・気持ちも塞ぎがちになりやすい感じがしますよね。真夏とは対照的です。 血行も最も悪くなりやすい季節ですが『気』の流れも悪くなりやすい季節です。 その『気』の流れを改善する作用を持っているのが柑橘類です。 栄養面から見ても、柑橘類に多く含まれるビタミンCはストレス減少に有効的。さらには冬に引きがちなカゼやインフルエンザ予防にもいいことは広く知られていますよね。   まさに今の季節にたくさん食べたい食材です。 ただ、体を冷やす作用のあるものがほとんどなので、その点には気をつけたいところ。 陳皮は温める作用があるので、お茶などで摂取するといいでしょう。 以前にご紹介した、干したミカンの皮をお風呂に入れるのもオススメです。 柑橘系のアロマも心身をリフレッシュさせてくれます。    

この季節の豆知識

  七十二候   12月の旧暦名は「師走(しわす)」ですよね。 師走の語源は、僧侶が仏事で走り回るほどに忙しい月という説が広く知られているかと思いますが、実際には明確な語源はわかっていないという説もあります。   師走以外の和名としては「春待月(はるまちづき)」「極月(ごくげつ)」「暮古月(くれこづき)」などがあります。    

この季節に行きたいお祭り

  七十二候   秩父夜祭は、昨年の12月にはユネスコ無形文化遺産に登録されました。 京都祇園祭と飛騨高山祭に並ぶ日本三大曳山祭の1つです。   毎年12月2日と3日に行われ、2日は宵祭(前夜祭)、3日が大祭(本祭)です。宵祭と言っても、朝から晩までお祭りが行われています。 江戸時代からこのお祭りが行われていた記録があり、当時はそのお祭りの際に秩父絹の市が立ち、秩父の経済を潤していたのだそうです。時代の流れとともに養蚕場も減り、現在では絹市は立ちませんが、お祭りは今でも盛大に行われています。   山車だけでなく、冬の夜空に花火が打ち上げられるのも見所。 お昼間の山車も見応えがありますが、夜に提灯が灯された山車も美しく、その山車と花火の両方を楽しめるのも秩父夜祭だからこその醍醐味です。     参考文献 ・『日本の七十二候を楽しむ〜旧暦のある暮らし〜』白井明大/東邦出版 『和の暦』堀川波/朝日新聞出版 『中医薬膳学』辰巳洋/東洋学術出版 ・『性味表大辞典』竹内郁子/青雲社 ・『薬膳の基本』辰巳洋/緑書房 ・秩父観光なびHP https://navi.city.chichibu.lg.jp/p_festival/1030/"

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