2018-12-01

猫はフローリング床材ですべる!猫のためのフローリング床のアイデア5選

記事:&Reno
猫はフローリング床材ですべる!猫のためのフローリング床のアイデア5選 画像
猫はフローリングで滑ります。ワックスの塗り替えで滑りやすくなってしまうこともあります。しかし暑い夏には、冷たくて気持ちがいいためフローリングで寝るのが好きな猫もいます。
 
猫がフローリングの部屋で滑りにくくなるよう、暮らしやすい環境を作ってあげましょう。猫のための床のアイデアも5つ、お伝えします。

猫がフローリングに影響を与える行動4つ

猫はフローリング床材ですべる!猫のためのフローリング床のアイデア5選
1.走る、歩く、飛び跳ねる
猫がフローリングを走ったり歩いたりするとカシャカシャと音がします。音がするときはフローリングに爪が当たってフローリングが傷ついています。

2.爪を研ぐ
猫はマーキングとして、また自分の武器である爪のお手入れとして、爪とぎをします。猫が壁や床に一生懸命爪を立てると、傷がついてワックスが剥がれたり、フローリングはささくれだったり、壁は壁紙が剥がれたりします。
猫の本能からくる行動なので、しつけはできても、完全に爪とぎをやめさせることはできません。
 
3.吐く
猫は健康でも病気でもよく吐きます。吐くものは、水やフードや毛玉など、さまざまです。
猫が吐く、拭き取りきれなかった嘔吐物がフローリングに染み込む、これを繰り返すと臭ってくることもあります。
 
4.粗相をする
猫はしつけをすると「ここがトイレだ」と理解してトイレでおしっこをしますが、去勢手術をしていないオス猫や避妊手術をしていないメス猫は、発情期にトイレ以外の場所でマーキング行動としておしっこをすることがあります。
フローリングにシミができたり、同じ場所に粗相を繰り返すと独特の匂いが染み付きます。
防水塗装をしていない無垢材などの床材は、水分が染み込みやすいです。飼い主の外出中に粗相をしたものが染み込んで乾燥してしまうと、シミになったり、シミができなくてもおしっこに気づくことができず、「でもどこかが臭う」ということも起きます。

フローリングが猫に与える影響3つ

1.滑って転ぶ
フローリング材によっては表面がつるつるとしているため、猫が滑ることもあります。
健康で脚も悪くない若い猫でも、フローリングできちんと踏みしめて歩くことができないと、知らない間に脚に負担がかかっていることも。
肉球が乾燥して適度な水分がない、もしくは、いつも大切にお手入れをしてあげて肉球クリームなどをすりこんであげているからこそ、肉球がクリームでつるつるとして滑りやすくなっていることもあります。
 
2.脚や腰への負担
毛が長い猫は肉球の周りにも毛が伸びて、毛が肉球表面の邪魔をするため、フローリングで滑りやすく、飛び降りた時などにも脚がきちんと着地できないこともあります。
キャットタワーから飛び降りる時も、高齢で関節が衰えていたり、太っていたりすると、猫が滑ってしまうことも。
滑ることで脚に過度な負担がかかると、骨折や脱臼、また椎間板ヘルニアなど日常生活が困難になる病気につながる可能性もあります。
 
3.溝にゴミがたまる
フローリングの溝に猫の毛やフケ、取りきれなかった粗相の水分など汚れがたまると、ノミやダニの温床になる可能性があります。

猫が暮らしやすくなる!猫のための床のアイデア5つ

猫はフローリング床材ですべる!猫のためのフローリング床のアイデア5選
1.カーペットを敷く
カーペットを敷くと、傷防止や、猫が歩く時に踏みしめやすくなって滑りにくくなるだけでなく、突然ドタバタと走り回る大運動会が始まる時の物音を和らげる効果もあります。
敷物を敷くと、粗相や嘔吐をしてしまっても敷物が一度受け止めてくれるため、フローリング材への影響を最小限に抑えることができます。特に、水分が染み込んでシミなどもできやすい無垢のフローリング材の床には、早めに敷物を敷いて、フローリング材の劣化を防ぎましょう。
カーペットを購入する時は、丸洗いできないものや、専用のクリーニングに出さないと洗えないものも多いです。
「すぐに汚れて買い換えるものだ」「一生もののカーペットを買う前に、まずは猫との相性を見てから」と早いうちにまた買い換えるつもりで選ぶと、購入するカーペットが猫のせいで汚れてしまうことにも神経質にならずにすみます。
また「まずは部分的に小さめのラグマットなどを導入して、猫が気にしない(カーペットがあっても怖がらない)ようなら大きなカーペットを敷いてみよう」など、猫の性格に合わせて取り入れ方を工夫すると、猫もストレスになりません。
 
2.ジョイント式のマットを敷く
カーペットのような植毛タイプ、起毛加工、コルクでできている、木目調など、様々なジョイント式のマットがあります。
猫が踏みしめやすくなって歩きやすく、滑りにくくなるだけでなく、肌寒い季節はフローリングのひんやりとした冷感を減らすことができます。
「ジョイント式だから汚れた部分だけ取り替えることもできる」という意見もありますが、うのみにしないようにしましょう。ジョイントの境目の部分に粗相をしてしまうと、ジョイント部分に接していたマット4枚程度をまとめて外して、拭いたり洗ったり買い替えたりしなければならず、地味に手間がかかります。
ジョイントマットを購入する時は、まずは小さめの面積で敷いて、猫の様子を見ます。慣れている、気に入っているようなら買い足して部屋の全面に敷きましょう。
境目が気になって「ホリホリ」と掘るような動作をしたり爪とぎを始める猫もいるため、爪とぎをされてもボロボロになりづらそうな素材を選びます。また「いずれは買い換えるものだ」という視点で選びましょう。
 
3.水回りには防水シートやマットを敷く
水飲み場やトイレ周りは水汚れ、おしっこ汚れなどがつきやすく濡れや        すいです。猫が滑らないよう、防水シートや防水マットを敷きましょう。
 
フローリングに汚れや臭いが染み付きにくくなり、人間にとっても水汚れが拭き取りやすい、お掃除しやすい環境を作ることができます。
防水シートや防水マットを購入するときは、猫が滑りにくいような加工をしているか確認しましょう。
 
4.階段やキャットタワー周辺には滑り止めを
猫が飛び乗ったり飛び降りたりする場所には、着地の時に滑らないよう、滑り止めシートやマットを敷きましょう。
滑り止めとしてカーペットやジョイントマットを敷くときは、カーペットやジョイントマット自体がフローリングの上でずれることもあります。カーペットやジョイントマットの下に滑り止めシートを敷きましょう。
 
5.床材を張り替える
どうしても粗相のくせがなおらない猫と暮らしているときは、床を張り替えて、割り切って「人間にとって掃除のしやすい床」にリフォームしてもいいでしょう。猫が過ごすエリアにはカーペットやマットを敷いてあげましょう。
 

猫と人間が暮らしやすくなるコツ6つ

猫はフローリング床材ですべる!猫のためのフローリング床のアイデア5選
1.定期的に猫の爪を切る
爪を短く保つと、フローリングの傷つきやカシャカシャ音を防ぎ、猫自身の爪や指への負担も防ぎます。
 
2.爪とぎができる環境を整えてあげる
猫が爪を研げる場所を部屋に何箇所かつくり、猫が思い立った時にすぐ爪とぎができるようにしてあげると壁や床へのひっかきを抑えることができます。
 
3.トイレができる環境を整えてあげる
マーキング癖のある猫には、トイレを数カ所用意します。今はここのトイレ、あとであそこのトイレ、と複数のトイレを使い分ける猫もいます。複数のトイレを用意しても特定の一箇所がお気に入り、でもトイレを1箇所にすると粗相をする、という気分屋の猫もいます。
猫の性格を観察して、フローリングに粗相をしない環境を作ってあげましょう。
 
4.猫が1人遊びできる環境を整える
キャットタワーやおもちゃなど、猫が気まぐれに自分で遊べる空間を作ってあげましょう。登ったり降りたり、人間を見下ろしてみたり、隠れたいときに隠れることができたり。
猫の好奇心とストレス解消ができる設備を用意して、床や壁など住宅への興味をそらしてあげます。

5.適度に遊んであげて、ストレス解消
「わたしがいつ遊んでって言ったの?」というような性格の猫もいますが、多くの猫は飼い主と遊びたいという気持ちを持っています。
猫じゃらしなどを使って猫の本能を刺激する遊びを取り入れ、喜ばせてあげます。マーキングや爪とぎなど、フローリング床への興味が薄れるようにしてあげましょう。
 
6.爪を取る手術を検討する
フローリングへの傷つきや、猫同士の喧嘩での傷、人間へのひっかき傷をなくすことができます。
費用はかかりますが、猫と暮らす10年以上の年月の中で買い替えるカーペットやマットなどの費用と比較すると、そう高い手術費用ではないと考えることもできます。完全に家の中で過ごす猫であれば、手術を検討してもいいでしょう。

おわりに

現代の日本の住宅は、フローリングが増えてきました。手入れのしやすさから好まれていますが、肉球を持つ猫や犬が滑りやすいというデメリットもあります。
 
人間でも、裸足でフローリングを歩くと汚れたり、靴下を履いても滑ることもあります。猫はいつも裸足です。服を着たり靴を履いたりしない猫にとっての環境を整えながら、大切なフローリング床が傷つかないような工夫をしましょう。