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お客様インタビュー

2018.11.22

Vol.11【①リノベーション編】キッチンに住むように|S邸インタビュー(築24年)

Vol.11【①リノベーション編】キッチンに住むように|S邸インタビュー(築24年)

この記事の内容は…

■40代単身、賃貸マンション(30㎡)からの住替(54㎡)
■希望:オートロック、駅距離、程よい広さ、キッチンに住むような生活
■諦めたこと:特になし
■物件探し+リノベーション会社:リノベ不動産

「キッチンに住むように生活したい」そんな夢を実現したS様。フルスケルトンにして、リノベーションの既成概念から自由になって。キッチンの位置も、キッチンの素材にもこだわって、全てがバランスよく配置された空間となりました。

(インタビューア:山口(以下:イ) / コーディネーター:小林(以下:コ) / 設計:野竹(以下:設) / 施工:岡野(以下:施))

■リノベーションで一番こだわった部分はどこですか?

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S様:やっぱりキッチンですね。もともと料理が好きなのですが、賃貸の時は壁に向かってだし暗いしで、ワクワクしなかったのがあります。リクシルさんで行われたリノベ不動産のイベントにも行って、そこで色んなリノベーションスタイルがあるということを知りました。

山口(イ):このキッチンは、もともとご自身で決められていたものですか?

S様:野竹さんが初回の打ち合わせで紹介してくれて、「なんと、こんな素敵なのがあるんですね!」と一目ぼれしました。もともと、ステンレスとかタイルくらいしか知らなかったので、その辺りのキッチンを希望していたのですが、、、こんなステンレスのようなウッドのようなデザインがあるっていうのを初めて知って、という感じですね。

■キッチンをセンターに出すというのは最初から決めていたのですか?

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S様:「キッチンに住む」ような生活をしたいと思っていたので、必然的に生活導線の真ん中になりました。せっかくフルスケルトンでリノベーションするので、自由に、固定概念にとらわれないことも意識しました。

山口(イ):もともとのキッチンは奥まった位置にありましたが、工事上移動するのは難しくなかったですか?

岡野(工):ここは大丈夫でした。スケルトンにするので、配管の問題はクリアしていました。こう配もとれましたので問題なかったですね。

■お部屋全体のテーマはありましたか?また参考にされた写真などはあります

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S様:はい、無機質とナチュラルのミックス感が良いなと思っていて、インスタやRoomClipで見た写真を野竹さんに共有させてもらいました。あと苦手なのはメルヘンとかガーリーなイメージのものというお話もしましたね。

■お部屋で一番気に入っているところはどこですか?

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S様:実は全部気に入っていて、一番を決めるのはすごく難しいのですが、キッチンはやっぱり何をしても居心地が良いのと、あとはこのダイニングに座ってることも多いですね。

■間取りや素材のデザインは、どのようにして決められましたか?

S様:野竹さんが、私の頭の中にある理想をくみ取って、ドンピシャのものを提案してくれるという感じでした。いくつか候補を挙げてもらって、その中から私が選ぶという流れで決まって行きました。

■キッチンのグレーのタイルや、玄関土間もデザイン性が高くてオシャレですね。

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S様:もともと、タイルは全面の予定だったのですが、棚の部分を壁紙にしました。そしたら逆にタイルのアクセント感が出たのかなと思います。玄関土間は、段差の上のモルタル部分も土足エリアにしています。靴のままここまで来れるので便利ですよ。

施工上大変だったことはありますか?

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岡野(施):図面でみてわかることと、現場で判断することがあって、細かいことろは都度調整が必要なのでそこが大変ですね。例えば上がり框は何センチあげるとか、ユニットバスの施工の時には、窓があると位置が決まっちゃって微調整ができません。この物件は窓があるデザインなので、図面からずれることになって、その分洗面が広がりますという話もしました。

■S様:キッチンは岡野さんのおかげでPタイルから無垢材になったんですよね。

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岡野(施):女性の場合、裸足でも立てる無垢のほうが良いと思うんです。それと、コストダウンの話もあって、部材単体で見たらPタイルのほうが安価ですけど、Pタイルを施工するのに別途下地や、専門の職人さんを呼ぶとなると、別の費用がかかります。それなら、リビングダイニングと同じ床材を同じ職人さんで一気に張ったほうがよいのではないかとお話をしました。床材を分けて、張り止めるより繋がってるほうが視線も抜けますしね。
山口(イ):今回の“キッチンに住まう”というコンセプトには、連続した床というのがあってるかもしれませんね。

S様:Pタイルのほうが何かこぼした時に手入れが楽と言いますが、今のところ無垢床で不便は感じませんし、この前コーヒーこぼしましたけど、大丈夫でしたし(笑)。キッチンに立っていることも多いので、冷えないこの無垢床で本当によかったと思います。

■工事中も現場は確認に来られていましたか?また仕上がりはイメージ通りでしたか?

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S様:はい、定期的に来ていました。イメージ通りどころか、来るごとにイメージ以上で、完成したらもっと良くて、この電気が付いたらさらに良くなってという感じです。

岡野(施):電気は、もともと天井を無機質に現しで見せたかったんですけど、あんまり綺麗じゃなくて、埋めようと。そこにこの黒いフレームは出したいということで、電気がこうなりました。

■そのほかにこだわった場所などはありますか?

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S様:キッチンを無垢にしたかわりに、インナーバルコニーを作ったのですが、それが思いの外便利で、引っ越しの時台風でびしょびしょだったんですけど、その段ボールとか無垢の床に置きたくないじゃないですか。それでここを使ったり、日ごろのちょっとした土の作業なんかもここでできます。

あとは室内干ですが、インテリアを乱さないデザインがいいなと思っていたところに丁度、L字のアイアンのものが新商品として出たのを見つけたので、お願いしてつけて貰いました。
 

■新居にお住まいになられて7ヶ月程。新しい生活はいかがですか?

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S様:家が一番好きになりました。今までは、仕事するにしてもどこかの雰囲気がいいカフェとか行っていましたけど、今は家が多いです。あとは導線がすごい短いので、ご飯作りながらテレビを見れたり、洗濯も回しながらとか。食後の洗い物へもすぐ片付けができますし、人が集まった時にも行き来が多くなるのですごく便利です。

■家具や小物など、置いてあるものはお部屋に合わせて購入されたものでしょうか?

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S様:レンジは買い替えました。ベットやソファも部屋に合わせて買い替えましたね。前のソファも気に入ってたのですが、雰囲気に合わなかったので変えることにしました。あとはもともと持ってたものが多いですね。

■親御さんやご友人が来られることはありますか?

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S様:明日パーティです。来週も(笑)
山口(イ):2週続けてですか?それは、Sさんのお家がスゴイとか広まってるっていうことですか?
S様:そうですね、はい。みんな、「こんな方法あるんだ」と言って、紹介してほしいかもって言ってる人もいるほどです(笑)。まず、みんな玄関に入ったところから驚いてます。
親は何回か来てますが、関心してましたね。

■賃貸の時と比べて変わったことはありますか?

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S様:スペースが広くなったので、緑を大きな花瓶で飾るようになりました。心置きなく飾れる広さがあるのが嬉しいですね。あとは、外食ではなくて友人が来てご飯することが増えました。賃貸の頃は月に一度位だったのですが、頻度も増えましたが、部屋が広くなったので入れる人数も多くなりましたね。キッチンがこうなので、作りながら食べられたりもします。最初はみんなテーブルに座ってるんですが、鍋とかお酒とかになるとキッチンに集まってきたりもしますね。

■キッチンに見えるのは梅酒ですか?

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S様:はい、梅酒とらっきょうです。らっきょうって、下処理がちょっと手間なんですけど、それもテレビとか外とか見ながらの作業になるので全然苦痛じゃなくてむしろ楽しい時間なんです。賃貸の頃は、壁に向かってシンクで作業だけになってしまうのが楽しくなくてあまりやらなかったんですが、今は、やりたいことを楽しんでできるようになったという感じです。以前は、新築マンション広告とか見て素敵だなと思っていたのですが、今は、全く思わなくなりましたね。

山口(イ):確かに、新築ではこのデザインにはならなそうですね。出来たものではなく、自分で作っているので愛着も違うと言う方も多いですね。

■世界に一つだけの家

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山口(イ)ご友人の方々で「中古物件を購入して、リノベーションする」という方法はご存知の方は多いですか?

S様:「リノベーション流行ってるよね」というのは知ってるけど、実際に中身を知ってる人はいないですね。なので、来て初めて「こんなふうになってるんだ」ってびっくりされます。
山口(イ):「中古+リノベーション」は物件を探すところから、リノベーション完成までお付き合いも長かったと思います。大変だったことやエピソードなどありますか?
S様:全部ワンパッケージになってるので安心してお任せできたので、その安心感が大きかったです。打合せも毎週楽しみでしょうがなかったですね。あと2回くらい作りたいくらいです(笑)。「世界に一つだけの家」を作れて、本当に満足してます。

■まとめ

Vol.11【①リノベーション編】キッチンに住むように|S邸インタビュー(築24年)

もともと、お料理を大切にするご実家で育ったというS様。賃貸の頃はキッチン空間が作業場のようで、あまり楽しめなかったそうですが、リノベーションで快適なキッチンを実現されました。

今回、満足されたというポイントは、ビジョンがはきっりしていたこと。マンション間取りの固定概念にとらわれないこと。その上で、ビジョンに忠実にプランすることにありました。
次回の物件探し編では、ローンのバランスや、ライフスタイルが変化するときには?などリアルなお話しを伺います。


次の記事>>>Vol.14【②物件探し編】キッチンに住まう|S邸インタビュー

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